二十世紀梨の原木(にじっせいきなしのげんぼく)
更新日:2023年11月7日
松戸市指定文化財 有形 平成14年7月15日指定
大橋村(松戸市大橋)生まれの13歳の少年、松戸覚之助(まつどかくのすけ)が、親戚の家で見つけた小さな梨の木を自宅に植え替えて10年、明治31年(1898年)に成熟果を得ることに成功しました。これが後の二十世紀梨です。現在二十世紀梨の産地として知られる鳥取県には、明治37年(1904年)に松戸から苗木が送られました。梨の原木は昭和10年(1935年)に国の天然記念物に指定されましたが、同22年(1947年)に枯死(こし)してしまいます。
原木の一部は、松戸市立博物館と鳥取二十世紀梨記念館で展示中です。
所在地
千駄堀671 松戸市立博物館
交通
新京成線八柱駅・JR新八柱駅より新京成バス「公園中央口」下車徒歩1分
案内図
【市指定有形文化財】二十世紀梨の原木
松戸市千駄堀671 松戸市立博物館