高城・原氏等判物(たかぎ・はらしとうはんもつ)
更新日:2023年8月16日
松戸市指定文化財 有形 昭和41年5月17日指定
判物(はんもつ)とは、室町時代から江戸時代にかけて、上位者から下位者へ発せられた命令書や許可書のうち、差出人の花押(かおう)(サインのようなもの)のある書状形式の文書を指します。
なお本土寺には、高城氏の書状及び制札が3通<文明(ぶんめい)2年(1470年)、天正(てんしょう)4年(1576年)、天正11年(1583年)>、原氏と思われる「景家」が病気平癒の祈祷を本土寺に祈願した立願状(りゅうがんじょう)が1通<文明3年(1471年)>、上杉氏の制札が1通<永禄(えいろく)9年(1566年)>残されています。これらによって高城氏の領地支配の様子や、上杉氏の勢力がこの地域まで及んでいたことなどを知ることができます。
所在地
- 平賀63 本土寺
交通
- JR北小金駅より徒歩11分
案内図
【市指定有形文化財】高城・原氏等判物
松戸市平賀63 本土寺