高城氏制札(たかぎしせいさつ)
更新日:2023年11月7日
松戸市指定文化財 有形 平成24年2月9日指定
小金城主高城氏が与えた制札で、安全保障の証文です。侵略軍が敵地に与えたものとは違って、東漸寺の要望に沿った細やかな配慮が見えると同時に、軍の駐留は認めさせていたことも記されています。高城氏との結びつきがとりわけ強い寺院に残された制札は、地域の歴史を理解するうえで、きわめて価値が高い資料です。高城胤則(たかぎたねのり)による2通<(天正(てんしょう)12年(1584年)と同15年(1587年))>と、それ以前に父の胤辰(たねとき)が出した1通、計3通の制札が残されています。
所在地
松戸市小金359番地 東漸寺
交通
JR北小金駅南口から徒歩約6分
案内図
【市指定有形文化財】高城氏制札
松戸市小金359 東漸寺