嘉永五年銘庚申塔(かえいごねんめいこうしんとう)
更新日:2023年10月5日
松戸市指定文化財 有形 昭和63年12月15日指定
庚申塔の主尊に帝釈天(たいしゃくてん)を刻んでいる例は、市内ではこの廣龍寺(こうりゅうじ)の嘉永(かえい)5年(1852年)銘のものしかありません。江戸時代末期のものとしては大形で、造形的にも芸術性の高い資料といえます。総高191.5センチメートルの駒形を呈する塔身部と大小の台石を組み合わせた造りで、中央に帝釈天像、その足元に二童子、台石には瑞雲(ずいうん)と三猿、二鶏が配されています。
所在地
東松戸3の16の3 廣龍寺
交通
JR東松戸駅・北総鉄道東松戸駅より徒歩5分
案内図
【市指定有形文化財】嘉永五年銘庚申塔
松戸市東松戸3の16の3 廣龍寺