寛永二年銘庚申塔(かんえいにねんめいこうしんとう)
更新日:2023年5月23日
松戸市指定文化財 有形 令和2年4月9日指定
寛永(かんえい)二年銘庚申塔は、福昌寺(ふくしょうじ)観音堂の石塔群が立ち並ぶ中にあります。碑面(ひめん)の摩滅がいちじるしく、現状では銘文(めいぶん)が読めない状態ですが、形状が江戸時代初期に多い板碑型(いたびがた)をしており、寛永2年(1625年)の銘が刻まれています。千葉県内最古の庚申塔と判断されています。
また、比叡山の山王二十一仏(さんのうにじゅういちぶつ)信仰と庚申講(こうしんこう)の関わりを示す例としても、貴重な石造文化財です。
所在地
幸谷179 福昌寺幸谷観音堂境内
交通
JR武蔵野線、常磐線 新松戸駅から徒歩約10分
案内図
【市指定文化財】寛永二年銘庚申塔
松戸市幸谷179 福昌寺幸谷観音堂境内