本土寺(ほんどじ)
更新日:2023年6月7日
松戸市指定文化財 史跡 昭和41年5月17日指定
長谷山(ちょうこくさん)本土寺は、建治(けんじ)3年(1277年)、豪族平賀忠晴(ひらがただはる)の屋敷内に日蓮(にちれん)の高弟日朗(にちろう)を招き、開堂したのが起こりとされています。下総国における日蓮宗の中心寺院の一つであるばかりか、同じく日朗の開創した鎌倉の長興山妙本寺(ちょうこうさんみょうほんじ)、池上(大田区)の長栄山本門寺(ちょうえいざんほんもんじ)と共に、「朗門(ろうもん)の三長三本(さんちょうさんぼん)」と称された屈指の名刹です。日蓮直筆の書状類をはじめとして、松戸市にとっても貴重な中世資料を数多く所蔵しています。
また、近年は境内の整備が進み、あじさい寺、紅葉の寺として、多くの市民に親しまれています。
所在地
平賀63 本土寺
交通
JR北小金駅より徒歩11分
案内図
【市指定史跡】本土寺
松戸市平賀63 本土寺