寛政七年小金原御鹿狩絵図(かんせいしちねんこがねはらおししがりえず)
更新日:2023年10月5日
松戸市指定文化財 有形 昭和55年7月21日指定
徳川幕府が統轄していた小金牧のうち、中野牧(現在の松戸、柏、鎌ケ谷市等の地域)では、田畑を荒らす害獣の駆除や軍事訓練を目的とした御鹿狩が、4回<享保(きょうほう)10年(1725年)・同11年(1726年)8代吉宗(よしむね)、寛政(かんせい)7年(1795年)11代家斉(いえなり)、嘉永(かえい)2年(1849年)12代家慶(いえよし)>にわたって行われました。将軍が御鹿狩を閲見するために造られた御立場(おたつば)は昭和初期まで、松飛台(まつひだい)に残っていました。この絵図は、家斉が行なった御鹿狩の過程を一画面にまとめた構図で、動員された旗本や農民たちの動きがいきいきと描かれています。
所在地
千駄堀671 松戸市立博物館
交通
新京成線八柱駅・JR新八柱駅より新京成バス「公園中央口」下車徒歩1分
案内図
【市指定有形文化財】寛政七年小金原御鹿狩絵図
松戸市千駄堀671 松戸市立博物館