街づくり部長のページ
更新日:2025年4月7日
メッセージ
21世紀の森と広場「あそびのすみか」(スパイラルフォレスト)
街づくり部長の小倉 慎一(おぐら しんいち)です。
街づくり部では、都市計画、街づくり政策、交通、公園やみどりの政策、住宅政策、建築など幅広い業務を担当し、活力ある生活しやすい都市環境を形成する取り組みを推進しております。
また、今年度より組織体制の見直しをはかり、「常盤平駅周辺まちづくり推進課」を新設。
「建築指導課」と「建築審査課」は一つの所属に併合し「建築指導課」とし、10課4担当室の体制となっております。
現在取り組んでいる街づくり部の主要な事業につきまして、下記のとおり紹介させていただきます。
現在取り組んでいる街づくり部の主要な事業
松戸市都市計画マスタープラン
本市の都市づくりの基本的な方針や考え方を示す、「松戸市都市計画マスタープラン」を、令和4年4月に改定いたしました。
また、市街化調整区域の各地区に応じた土地利用の考え方を示す、「松戸市都市計画マスタ―プラン(市街化調整区域編)」を令和6年4月に策定いたしました。
今後も、引き続き松戸の活力を維持し、持続可能な都市としていくために、松戸の魅力を高め、誰もが生涯住み続けたいと思える都市の実現に向けて取り組んでまいります。
松戸駅周辺の景観形成について
松戸駅周辺については、住民や来訪者が、秩序のある街並みの中で安心して居心地よくすごせるよう、景観づくりの方向性や屋外広告物に関する配慮事項等を整理した「松戸駅周辺屋外広告物景観ガイドライン」を公表しております。
また、来訪者等の回遊性の向上、良好な景観形成に資する公共サインの整備を進めてまいります。
松戸市景観条例及び松戸市景観計画
市内の各地区の特性に応じた、よりきめ細やかな景観を形成するため、重点的に景観誘導に取り組むべき地区を「景観形成重点地区」に指定する枠組みを設けるとともに、「松戸駅周辺屋外広告物景観ガイドライン」の対象範囲を、屋外広告物に主眼をおいて景観誘導を行う「松戸駅周辺景観形成重点地区」に指定するため、松戸市景観条例や景観計画の改定に向けて検討を進めてまいります。
北千葉道路
外環道と成田空港を結ぶ「北千葉道路」は、緊急輸送路としての役割や沿線道路の渋滞緩和、地域経済の活性化などが期待されていますが、令和3年1月、千葉県が北千葉道路の市川市から船橋市間の都市計画変更を決定するなど、事業化に向けた手続きを進めてまいりました。
さらに、北千葉道路の未整備区間である約9キロメートルのうち、外環道から約3.5キロメートルについては、令和3年度に国による新規事業化が決定し、令和6年12月には事業承認・認可されました。引き続き、早期全線開通に向け千葉県や近隣市と連携し、事業が円滑に進むよう支援協力に努めます。
松戸駅改良事業
松戸駅西口駅前広場については、平成30年5月末に新たに整備したエレベーターとエスカレ-ターが供用を開始し、その後も西口デッキの大開口部の塞ぎや床タイルの張替え、腰壁の改修などを実施してきたところです。引き続き柏方エスカレーターや上野方階段など、魅力あふれる滞留空間や良好な歩行空間の整備を進めてまいります。
また、JR松戸駅構内では、令和元年度に各ホームにエレベーターが設置され、令和2年度より利便性向上を目指したJR松戸駅改良事業が着手されました。今後、駅構内の混雑解消に向けた幅員14mの新たな東西自由通路が令和8年に使用開始、駅南側の新駅ビルについては、令和9年開業と伺っております。
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新松戸駅東側の土地区画整理事業
新松戸駅東側の土地区画整理事業では、令和元年8月16日に千葉県知事から認可を得て事業を実施しており、引き続き、権利者の皆さまとの合意形成のための取り組みを継続し、事業の推進を図ってまいります。
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北小金駅南口東地区の市街地再開発
北小金駅南口東地区の市街地再開発については、令和4年9月27日に都市計画決定を行い、その後、千葉県知事より令和5年8月18日に組合設立認可、令和7年2月13日に権利変換計画認可を受けました。現在は、令和7年度中の土地の明渡しに伴う、既存建築物の解体除却工事を予定しており、引き続き地元権利者による活動を支援し、本市で初めてとなる組合施行による市街地再開発事業が円滑に進捗するよう取り組んでまいります。
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常盤平駅周辺のまちづくり
常盤平駅周辺のまちづくりについては、令和7年2月18日に「常盤平地域のまちづくり方針」を策定するとともに、UR都市機構と「常盤平地域のまちづくりの連携及び協力に関する覚書」を締結いたしました。今後は、市・UR・地域住民の皆様と意見交換を行い、互いに連携・協力しながら事業の推進を図ってまいります。
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常盤平地域のまちづくり方針を策定しました。独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と常盤平地域のまちづくりの連携及び協力に関する覚書を締結しました(令和7年2月18日)
地域公共交通計画
本市の移動に関する課題を整理し、今後の目標や方向性を示す中長期的な視点を踏まえたマスタープランとして、「地域公共交通計画」の策定を進めております。
自動運転実証調査
令和6年度に市街地で実施した実証調査では、人や交通への影響、自動運転の走行環境と社会的な受容が重要であるという課題が明らかになりました。引き続き、自動運転の実証調査など、社会実装に向けた取り組みを実施してまいります。
コミュニティバス実証運行
地域・交通事業者・行政が連携し、協働で取り組む公共交通ネットワークの一環として「ゆめいろワゴンバス高塚新田コース」を新設し、市内初となるワゴンタイプの車両による実証運行を開始します。
市営駐輪場のデジタル化
定期使用の申し込みから納付までがオンライン上で完結できるシステムの導入や、一部の駐輪場の一時使用について、事前にスマートフォンやパソコンから専用サイトで空き状況を確認できるシステムの導入など、利用者の利便性・効率性向上のため、市営駐輪場へのデジタル技術の活用を進めてまいります。
みどりの基本計画
本市では、令和4年4月に、「松戸市みどりの基本計画」を公表いたしました。
みどりの基本計画は、みどりの視点から都市のあるべき姿を定めるとともに、その姿を実現するためのみどりの保全や都市公園などの整備、公共施設や民有地の緑化、住民参加による緑化活動などの取り組みを体系的に位置づけた、みどりに関する総合的な中長期的計画です。
新たな時代における本市のみどりと暮らしの関係のあるべき姿を提示し、市民の皆さま、市民活動団体、事業者の皆さまとともに、計画の実現に向けて取り組んでまいります。
また、令和6年度より、市内に残されている樹林地を適切に保全していくためのフォレスト・マネジメントの仕組みづくりに着手いたしました。令和7年度は北小金ハワイ通りにある行人台緑地をエディブルガーデンに整備し、地域の方々が、食べられる植物を育て、収穫し、食べるという「食」を通じて、緑への関心を高め、人と人をつなぐコミュニティの場づくりに取り組んでまいります。
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21世紀の森と広場
「21世紀の森と広場」では、開園32年目を迎え、今後も施設整備やイベント開催などを通して、市内外の皆さまにご来園いただき楽しんでいただけるよう、さらなる魅力アップを図ってまいります。
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住宅政策
誰もが安心して「住みたい」「住み続けたい」と思える豊かな住生活の実現のため、「松戸市住生活基本計画」及び「松戸市空家等対策計画」に基づき、更なる住宅政策の推進に取り組んでまいります。
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市有建築物の耐震化
市有建築物の耐震化については、令和6年度末までの耐震化率が97.6%となりました。学校施設は平成27年度末に完了しており、未対策の施設については、施設の状況に応じた対応を検討してまいります。
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主要な事業(クリックすると主な事業説明へジャンプします)
松戸駅改良事業
スケジュール | 平成25年度から |
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内容 | 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)及び新京成電鉄株式会社にて、松戸駅改札内のバリアフリー施設整備を行います。 |
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効果 | バリアフリー施設整備や、改札内外の混雑の緩和を図ることにより、安全・安心な駅に生まれ変わります。 |
現在と今後 | 平成25年度
平成29年度
平成30年度
令和元年度
令和2年度以降
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21世紀の森と広場「松戸モリヒロフェスタ」
スケジュール | 平成28年度から |
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内容 | 豊かな自然(生物多様性の恵みを感受できる公園)・子育てにやさしい環境(やさシティ、まつど。)・食(楽しく、おしゃれで元気な街)をコンセプトに、東京ドーム約11個分の緑豊かな自然を有する21世紀の森と広場を舞台にし、松戸市の魅力を発信します。 |
効果 | 「松戸モリヒロフェスタ」は、回数を重ねるごとに知名度は増し、県外からの来園者も増えました。またイベントで初めて松戸市に来て公園を知ったという方や、地元の方でも新たな公園の試みに驚く方も多くいらっしゃいます。SNSやテレビ、雑誌や新聞でも取り上げられるようになった公園を今後ともPRしていきます。 |
現在と今後 | 平成28年10月に第1回目となる「松戸モリヒロフェスタ」を初めて開催しました。令和6年度は4回開催し、約7万5千人ご来園いただき、これまで延べ24回約54万5千人もの方にご来園いただきました。皆様に楽しんでいただける「松戸モリヒロフェスタ」を提供し、松戸市及び公園の魅力を伝えていきたいと考えています。今後も松戸市の魅力を発信し続けるとともに、皆様に愛していただける公園づくりを提供します。 |
関連リンク |
松戸市公園再整備事業
スケジュール | 令和7年度 |
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内容 | 松戸市の公園は、開園してから30年から40年を経過したものが多く、『松戸市みどりの基本計画』の”地域公園の整備”における公園のリフレッシュに対応したもので、地域の核となる近隣公園クラスを対象として再整備を進めています。 |
効果 | 地域特性を生かし、街とつながった魅力のある公園になります。また、老朽化した公園の遊具等の交換や、樹木のせん定や伐採による明るさや見通し改善により、誰もが安心して利用できる公園になります。 |
現在と今後 | 令和7年度
令和8年度以降の公園再整備事業の予定
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関連リンク |
一般国道464号北千葉道路整備事業
スケジュール | 平成30年度から |
内容 | 一般国道464号北千葉道路は、外環と成田空港を最短で結ぶ全長約43キロメートルの幹線道路です。令和2年度には、市川市から船橋市区間について、千葉県にて環境アセスメント・都市計画の手続きが完了しました。また、北千葉道路(市川・松戸区間)について、令和3年度の国による新規事業化が決定し、令和6年12月には事業承認・認可されました。引き続き、早期全線開通に向け千葉県や近隣市と連携し、事業が円滑に進むよう支援協力に努めます。 |
効果 |
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現在と今後 |
平成30年度
平成31年度
令和2年度
令和3年度以降
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関連リンク |
北千葉道路全体図
北千葉道路(市川・松戸)区間
街づくり部所属
街づくり部は、10課4担当室で構成されています。
都市計画課
街づくり課
常盤平駅周辺まちづくり推進課
区画整理課
交通政策課
みどりと花の課
公園緑地課 21世紀の森と広場 みどりの愛護のつどい担当室
住宅政策課 空家活用推進室 宅地担当室
建築指導課
建築保全課
