水道事業管理者のページ
更新日:2020年4月1日
メッセージ
水道事業管理者の戸張 武彦(とばり たけひこ)です。
松戸市には、市営水道と県営水道の二つの水道事業体があり、このうち市営水道は、小金地区と常盤平地区のお客様に給水しています。給水区域面積は市全体の約15%、給水人口では約17%となります。
水道は市民生活や経済活動の重要なライフラインであることから「安全・安心な水の供給」が水道事業の使命であると考えます。
しかしながら、全国的に水需要が減少傾向にあることや、水道施設の老朽化など、水道事業を取り巻く環境は厳しさを増しています。
そこで、将来にわたり安全な水道水を安定的に供給するためには、水道の基盤強化を図る必要があることから、昨年10月に改正水道法が施行されました。市営水道の経営を預かる者として、厳しい環境のもとでの舵取りという責任の重さを改めて痛感しております。
引き続き、健全経営を維持しながら、基幹管路の耐震化や水源の確保に努め、持続可能な手法について検討してまいります。
なお、写真は昨年度更新した給水車です。災害時には県営水道と協力し、迅速な対応に努めてまいります。
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令和2年度の主要な事業
老朽管更新事業
内容
耐用年数を考慮して、計画的に導・配水管の更新をし、併せて耐震化を図ります。
効果
老朽管更新により、管路の健全化を図るとともに、耐震化を行うことで、今後発生が予想される大規模災害による被害(漏水)を最小限に抑えます。
水源の整備
内容
安定水源を確保するため常盤平地区の井戸の改修工事等を行います。
効果
井戸の更新による水源を確保することで安定給水及び、災害時に寄与します。
