都市再生部長のページ
更新日:2025年4月7日
新拠点ゾーンの中央に位置する松戸中央公園の正門には、陸軍工兵学校時代につくられた、煉瓦造りの門柱や警備のための歩哨哨舎が残存し、昔の様子を伝えています。新拠点ゾーンは、このような歴史的な建造物や公園のみどりをいかしつつ、新たな魅力あるまちづくりを進めてまいります。
メッセージ
都市再生部長の川鍋健一(かわなべけんいち)です。
都市再生部は、新拠点ゾーンを含む、松戸駅周辺地域の都市の再生及び、新庁舎の整備に向け事業を推進しております。
令和7年度より、新拠点ゾーンの整備事業に係る体制強化のため、松戸駅周辺整備振興課内に「新拠点ゾーン整備担当室」を新設し、新庁舎整備課を含め、2課1担当室の体制となっております。
新拠点ゾーンにかかる背景・経緯
松戸駅周辺は、昭和40年代から整備されてきた良好な都市基盤が更新時期を迎え、より良い市街地環境の再構築が必要となっています。 また、文化・伝統を育んできた本市の中心市街地であるためにも、今ある魅力を生かしつつ、新たな街の魅力を創生し、さらに活気や賑わいを高めていくことが求められています。
このような社会動向を踏まえ、松戸駅周辺の「まちの将来像」を描き、「Beルネッサンス松戸~松戸駅周辺を文化の香るにぎわいあふれる広場へ~」の実現に向け、平成27年6月に「松戸駅周辺まちづくり基本構想」を策定し、同構想において、松戸駅周辺でありながら松戸中央公園などの豊かな緑に恵まれ、官舎跡地などの有効活用が求められる相模台地区を「新拠点ゾーン」と位置付けております。
新拠点ゾーンの整備
令和3年1月に策定「新拠点ゾーン整備基本計画」に示した、「求められる機能」と「空間形成」を実現するため、令和4年6月に相模台地区土地区画整理事業の施行認可を取得し、基盤整備に着手しております。
令和6年度は、新拠点ゾーン南側に新庁舎を段階的に整備するため、国有地を取得し、また、北側の旧相模台住宅の一部(1号棟)の解体工事を実施しました。
引き続き、公共施設や松戸中央公園等の豊かなみどりが一体となった風格のある都市空間を創出し、市民のみならず訪れる方々へも魅力が伝わる「新たな松戸の顔となる便利で魅力ある拠点」の整備に向け、取り組んでまいります。
松戸駅周辺地域の活性化推進・にぎわいの創出
松戸駅周辺地域については、駅周辺の約50ヘクタールが都市開発事業等を通じて緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域として、令和3年9月に「都市再生緊急整備地域」として政令指定されました。
今後は、都市計画や金融・税制等の支援措置など指定のメリットを最大限生かし、民間事業者による都市開発等を誘導しながら良好な市街地形成を推進し、都市再生の実現を目指してまいります。
また、松戸駅周辺のにぎわいの創出・向上を目指し、多様な人材が参画し、様々な市民活動がスムーズに展開できるよう、エリアマネジメント体制の整備について検討してまいります。
新庁舎の整備(市役所機能再編整備)
現在の市役所の喫緊の課題である、本館・新館の耐震性を早期に確保するため、令和6年1月に公表した「市役所機能段階的整備案」に基づき、第1ステップの新庁舎整備に向けた取り組みを進めています。
また、新たに市有地となった当該地の整備にあたり、既存建物の解体工事に取り掛かるとともに、新庁舎整備の具体的な設計の指針となる基本計画の策定に向け、施設のボリュームやゾーニング、事業手法や概算事業費、スケジュールなど検討してまいります。
都市再生部 所属
お問い合わせ
都市再生部 松戸駅周辺整備振興課
千葉県松戸市根本387番地の5 新館8階
電話番号:047-366-7086 FAX:047-704-4050
