生涯学習部長のページ
更新日:2023年4月17日
生涯学習部長の藤谷 隆(ふじや たかし)です。
コロナ禍を通じて私たちは、これまでの経験では予想のつかない、大きな変化の中の「暮らし」を経験してまいりました。あらためて、人と人とのコミュニケーション、特に対面での交流や活動の大切さを強く実感したところです。
変化に満ちた時代のなかで、生涯学習部では、さまざまな手続きや情報発信など業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進するとともに、市民の皆さまが日常の暮らしのなかで、「つどい、まなび、つながる」ことのできる「場所」や「きっかけづくり」の充実を図ってまいります。
今年度の主な取り組み
学びの拠点の充実
「ひがまつテラス」内に開館した東松戸地域館では、学習室を含めた広いスペース、職員によるレファレンス、中高生向けの本や郷土資料を含む多様な蔵書構成等、図書館機能の充実を図っています。また今年度は、図書館整備計画などに基づき、中央館を含めた文化複合施設や地域館の整備について検討を進めてまいります。
歴史・文化・伝統・芸術を学ぶ
今年度からスタートした3つの計画(社会教育計画、文化財保存活用地域計画、博物館リニューアル基本構想・基本計画)に基づき、市民の方々が歴史や文化に触れ、学ぶことにより、松戸ならではの価値や魅力を考えられる環境づくりを進めてまいります。
特に博物館では、「こどもミュージアム」の整備や常設展示リニューアルなど、時代に沿った展示空間のリニューアルに向け準備を進めていきます。
家庭教育力の向上支援
今年度も引き続き市内45校に開設する「小学校家庭教育学級」をはじめとして、小中学校の保護者が共に学べる「MCR学級」や「幼児家庭教育」の支援など、子どもたちのより良い成長のために保護者の学びを支援してまいります。
青少年の体験や交流の充実
青少年会館では、子ども部・NPOとの連携による中高生の居場所に加えて、3人制バスケットボール3×3(スリー・エックス・スリー)のコートを整備し、多様な体験や交流、学びの機会の充実を図ってまいります。また博物館の「竪穴住居宿泊体験」や、1年を通じて田植えや稲刈りなどといった米づくりの作業を体験し、学んだことや成果を発表する「小学生学芸員展示解説会」などを行ってまいります。
今年度の教育施策
