教育長のページ
更新日:2026年4月2日

教育長 波田 寿一
「人と環境が響き合い、未来を育む松戸の教育の実現」
~ 教育の力でみんなが“笑顔”になれる地域社会を目指して ~ 松戸市教育長 波田 寿一
春の訪れとともに、新たな年度が始まりました。市内の桜がやわらかく咲き誇り、子供たちの進級や進学を祝うこの季節は、未来への希望に満ちています。市民の皆様におかれましては、日頃より本市の教育行政にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
令和8年度のスタートにあたり、本市教育委員会は、教育の柱である「人づくり」と「環境づくり」をこれまで以上に大切にしながら、教育のさらなる充実に取り組みます。子供たち一人一人が自らの可能性を伸ばし、未来を切り拓いていく力を育むためには、安心して学び成長できる環境が欠かせません。そして、そのような環境の中で育った人が、次世代のためにより良い環境を築いていく。この好循環こそが、これからの松戸の未来を支える礎になると考えております。
また、子供たちをはじめ、市民の皆様一人一人が日々の生活を安心して過ごせる環境を整えることは、教育の基盤であると同時に、地域社会の根幹でもあります。全ての人が安全で、心穏やかに暮らすことができる“まち”であってこそ、子供たちはのびのびと学び、成長することができます。私たちは、皆様の安心・安全を守りながら、誰もが“笑顔”になれる地域社会の実現を目指してまいります。
こうした教育の好循環を実現するためには、教育委員会だけでなく、家庭や地域、学校、関係機関がそれぞれの役割を果たしながら、互いに連携し、共に考え、共に行動していくことが重要です。子供たちは地域社会の中で育ち、地域の大人たちの姿から多くを学びます。だからこそ、地域社会全体で教育に関わり、支えていくことが、より良い「人づくり」と「環境づくり」につながっていくものと確信しております。
さて本市では、令和8年4月より「松戸市教育振興基本計画・第1期」がスタートいたします。本計画は、これまで本市が大切にしてきた「学びの松戸モデル」の理念を踏襲しつつ、社会の変化や多様化する教育課題に的確に対応するため、国や県の教育振興基本計画を参酌しながら、実施期間と具体的な取組を明確に定めた、実効性の高い計画として策定いたしました。計画に掲げた施策を着実に推進し、その成果を次の段階へとつなげていくためには、市民の皆様をはじめ、関係するすべての方々のご理解とご協力が不可欠です。本計画の実現に向け、引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
このような考えのもと、本年度、本市教育委員会では組織の再編を実施いたしました。新たに「みらい教育創造部」を設置し、学校教育と生涯学習・社会教育それぞれが担う実務と、将来を見据えた教育施策の企画・推進機能を結び付ける体制を整えました。この新たな組織は、部局間の橋渡し役としての機能を果たすとともに、市長部局にある教育関連部署との連携を一層強化し、変化の激しい社会における多様な課題に対して、迅速かつ的確に対応していくことを目指しています。
教育を取り巻く環境は大きく変化しており、子供たちに求められる力も多様化しています。そこで、従来の枠にとらわれない柔軟な発想と、スピード感をもった取り組みが求められています。「みらい教育創造部」を中心に、各部局が連携しながら、現場の声を大切にし、実効性のある施策を着実に進めてまいります。
未来を担う子どもたちの成長は、松戸市の未来そのものです。子どもたちが夢や希望を持ち、自分らしく生きる力を身に付けられるよう、そして誰もが学び続けることのできる持続可能な社会を実現するために、「変化への対応と基本の徹底」の考え方のもと、教育委員会は引き続き全力で取り組んでまいります。
市民の皆様におかれましても、本市の教育のさらなる発展に向けて、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。新しい年度が、子どもたちにとっても、そして地域の皆様にとっても実り多き一年となることを心より願っております。


