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教育長のページ

更新日:2018年12月25日

メッセージ「教育はみんなで -能力の育成(2)-」                     松戸市教育長 伊藤純一

 冬隣かと思っていましたら、本格的な冬になってしまいました。年の瀬もすぐに迫り、慌ただしさを感じます。時が確実に私たちの間を過ぎ去っていくことを実感するこの頃です。振り返ってみますと、私の生まれた時代は戦後の復興期で、いろんな価値観が混乱していた時だったと思います。その頃、幼児期・青少年期を過ごした私は一つの価値観に拘泥するという感覚はさほど強くはないと思います。
 だからでしょうか、今、メディアを始めとして様々な価値観が錯綜していますが、世阿弥の「時々不可忘初心」のように、常に目の前の変化を捉え、それぞれの考え方を一旦は懐に入れる努力をしたうえで「さてこれからどうしようか」いう行動を意識するしかないと思っています。

 そういう私も、今の世の様々な変化のスピードについて行けないところがあります。「今の時代は大変だなあ」とつくづく思います。少なくとも猛烈な勢いで進む便利さや合理的さを使いこなすほどの精神力や思考の強靱さはありません。
 私たちにはこの進歩の中で強くなっている面が確かにあると感じますが、弱くあるいは衰退している面の方がどうしても目につき、心に棘を刺されるようなことが多くなってきています。特に最近、人と人とのちょっとした軋轢が命まで関わるような、人対人のコミュニケーション能力の脆弱さを感じる出来事が多くあり過ぎます。
 
 原因は様々あるでしょうが、二つ挙げます。一つは、「ITの進化等高度情報化社会の到来」です。皮肉にも、情報を指先一つで入手できることが、直接目や耳にする「ことば」の数を急激に減らしてます。以前であれば、一つの情報を整理するために多くのムダなことばを通過せざるを得なかったのですが、そのムダがなくなりました。ムダの中でたくさんのことばを入手していたのですが、そういう機会を減らしてしまいました。

 そしてもう一つは、「ことば環境格差」の拡大です。ヒトはヒトとのつながりの中でたくさんのことばに触れ、成長するにつれて人としてのコミュニケーション能力を身につけます。しかし、特に幼年期のことばの環境が、家庭環境や地域コミュニティのあり方から大きな差が生じてきていることは否めません。
 ここで、見落としてはいけないのが、この二つの事柄は、実は私たちが毎日、生活を営む中で生まれてきているということです。ですから、私たち自身が努力をして、このデメリットを補っていかなければなりません。ヒトは本来、「ことば」を交わすことによって仲間を創り、コミュニティを創り、文化を進歩させてきたはずです。その「ことば」を交わす場を取り戻す作業を積極的に増やすべきです。
このことは簡単ではありません。多くの対応が考えられますが、三つ例に挙げます。

一つ目はやはり、幼児・家庭教育の重要性を市民の皆さんと共有していただき、みんなで子どもたちを育てていきたい、ということです。ご存じの通り、教育委員会生涯学習推進課は「松戸市版幼児家庭教育パンフ『松戸っ子 未来のために今』」を発信し、多くの取組を進めています。脳科学研究の世界的権威である東北大学の川島教授を顧問とし、松戸市医師会の皆様にも協力をいただいてのものです。例えば、川島教授が提唱しているように、睡眠や食事と脳の成長そしてIT機器の影響などについて発信をしています。スマホ等は厳禁です。その扱い方には保護者の方が責任を強く持っていただきたい。大人との会話(コミュニケーション)が子どもたちの脳の成長には一番の時間です。

二つ目に、学校はコミュニケーション能力等を育むことに主眼を置いて、授業や諸活動の在り方を見直す時期に来ているということです。
新しくなる学習指導要領には「育成すべき資質・能力」として3つ挙げられており、一つ目が「知識・技能」二つ目に「思考力・判断力・表現力等」三つ目に「学びに向かう力・人間性」とあります。これからの学校教育の大きな課題として、積極的に取組を始めます。

三つ目に、社会全体の問題として捉えていただきたいということです。
ヨーロッパでは「孤独」から派生しているものが社会的に大きな課題となっているとして「孤独問題」担当大臣が誕生しています。日本でも「引きこもり」「不登校」等が年令にかかわらず現象としてあります。人が人とつながって生きることには煩わしさを感じたりすることではありますが、人が人とつながる中で社会ができ、文化が形成されます。コミュニケーション能力を向上させることは私たち松戸市の文化作りにも大きな力となることは確かなことなのです。何よりも次代を担う子らを育てることになります。

 年末年始、多くの集まりがあると思いますが、たくさんの会話を楽しみ、楽しいふれあいの時間を過ごしてください。

 次回のテーマは「論理的思考力・批判的思考力」と予定しています。今後とも宜しくお願いします。

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