病院事業管理局長のページ
更新日:2026年4月1日
メッセージ
病院事業管理局長 山内 将
病院事業管理局長の山内将です。
現在、全国的な物価や人件費の高騰により、病院経営を取り巻く環境は極めて厳しい局面にあります。総合医療センターにおいても、費用の増加が収益の伸びを上回る構造的な課題を抱えており、経営は危機的な状況にあります。
この状況を打破すべく、昨年度、市と病院事業が一体となり「経営再建プロジェクトチーム」を発足しました。外部専門人材の知見も取り入れ策定した「第4次経営計画(令和8年度から11年度)」では、効率的な病床運営に向けた「病床数の適正化(病床数を最大519床へ削減)」や「人件費の抑制(人件費率60%以下)」など、これまでにない抜本的な改革を柱としています。
令和8年度は、再建に向けた実効性が問われる極めて重要な年です。迅速に改革を推し進めるとともに、組織の総力を挙げてこの大きな変革を成し遂げてまいります。
私たちの使命は、小児・周産期医療や三次救急をはじめとする「地域に不可欠な医療」を、将来にわたって守り抜くことにあります。そのためには、まず自らの足元を固め、持続可能な経営基盤を確立しなければなりません。合わせて、経営状況や再建の歩みを積極的に発信し、市民の皆さまに信頼される透明性の高い病院運営に努めます。
再建の鍵を握るのは、現場で働く職員一人ひとりです。全職員が「再建の担い手」であるという自覚を持ち、サービスの向上と収支改善に一丸となって取り組むことで、確固たる経営基盤を築き上げてまいります。
この改革の先に「未来への戦略的投資」を見据え、地域医療の質の向上と健全経営を両立させるため、私自身が実務の先頭に立ってこの難局を乗り越える決意です。
皆さまの変わらぬご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。


