下水道維持管理について
更新日:2020年9月18日
下水道管は、長い間使用していますと劣化や外的な要因によって管が変形・損傷を受け、堆積物や滞留が発生して排水機能の低下を招いたり、道路陥没等を引き起こすことがあります。そこで松戸市では、下水道施設の正常な機能を継続させていくため、計画的に調査や清掃及び傷んだ箇所の改築・修繕を行い、適正な維持管理に努めています。
清掃作業の状況
管内部の清掃状況
管の調査
道路に埋設され、普段目にすることのない下水道管の状態を把握するために、整備後年数の経過している管を対象に、専用のテレビカメラによる調査を計画的に行っています。
テレビカメラ調査作業図
テレビカメラ車
自走式テレビカメラ
管内部の異常(管調査破損)
管内部の異常(管調査破損部クラック)
管の改築
調査で判明した異常箇所について、管の入れ替えや既設管の内側にライニング処理をする更生工法で改築を行っています。
近年では道路を掘り返す必要がなく、公道上でも最小限の交通規制で施工可能な更生工法が、改築工事の主流となっています。
ライニング 施工前
ライニング 施工後
ライニング更生工事の状況(更生状況1)
ライニング更生工事の状況(更生状況2)
下水道維持管理の実績(過去3箇年)
内容 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
---|---|---|---|
管のテレビカメラ等調査 | 25,081メートル | 41,839メートル | 37,380メートル |
管の更生工事(スパンライニング) | 860メートル |
128メートル | 1,043メートル |
管の部分補修工事(部分的なライニング) | 42箇所 | 51箇所 | 77箇所 |
取付管修繕・工事(各家屋等への接続管) | 35箇所 | 32箇所 | 22箇所 |
人孔修繕(老朽化マンホール蓋の交換等) | 345箇所 | 290箇所 | 233箇所 |
