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まつどのこもりかた。vol.10(2021年1月)

更新日:2023年3月31日

渡辺友美子さん(25歳)とカネキ近藤農園の矢切ねぎ【1】

※この記事の情報は、2021年1月時点のものです。


 記念すべき第10回は今までとは少し違い、松戸の特産品「矢切ねぎ」を生産している「カネキ近藤農園」さんをご紹介します。

 みなさんは矢切ねぎ、ご存知でしょうか?松戸に住んでいてまだ知らない方は、この記事をきっかけに知ってもらえると嬉しいです。

 今回一緒に紹介してくれるのは、第6回で登場してくれた渡辺友美子さんです。渡辺さんは栄養士のお仕事をされているので、矢切ねぎの魅力をたっぷり聞いた後に、美味しい矢切ねぎ料理を作ってもらいたいと思っています。

こもりかた編集部「よろしくお願いします!」

渡辺さん「よろしくお願いします。また撮影に参加できて嬉しいです。矢切ねぎの魅力をお伝えできるように頑張ります。」

 そして今回お話を伺うのが、カネキ近藤農園の近藤さんです。今回は渡辺さんにインタビュアーとなっていただき、近藤さんから矢切ねぎの魅力を引き出してもらいたいと思います。


カネキ近藤農園・近藤さん

カネキ近藤農園さんにインタビュー(インタビュアー:渡辺友美子さん)

渡辺さん「近藤さん、よろしくお願いします。まずはカネキ近藤農園さんについて簡単にご紹介いただきたいと思いますが、矢切ねぎを中心に生産されている農家さんなんですよね?」

近藤さん「はい、基本的にはねぎ農家です。春から定植して夏から秋に生育、冬に出荷します。ほぼ1年をかけています。ただ春が少し空いているので、春は春キャベツを生産しています。」

渡辺さん「矢切ねぎだけじゃなく、春キャベツも生産されているんですね!」

近藤さん「ネギだけを作っていくと、バクテリアなどで栄養がどんどん偏ってきてしまいます。なのでキャベツを間にいれて一度リセットしてあげると、土に力が戻ってきて元気な畑を維持していくことができます。」

渡辺さん「ちゃんと理由があるんですね、勉強になります。これだけ広い畑を1年間…すごいです!」

インタビューの様子

近藤さん「はい、だいたい明治の前半くらいから矢切ねぎを作り始めていますが、今では畑の面積として10反(1反は300坪)ほどあり、矢切地域周辺に点在しています。」

渡辺さん「規模が大きくて想像がつかない(笑)。それだけ広いと作業が大変そうですが、何名で作業されているのですか?」

近藤さん「両親を含めて3人で作業していて、私の妻が事務作業をしています。」

渡辺さん「ご家族でされているんですね、すごく大変そうだけど素敵です。」

ねぎ畑でのインタビュー風景

渡辺さん「矢切ねぎって、特別な種や育て方があるんですか?」

近藤さん「実はよく『矢切ねぎの種をわけてくれませんか?』と言われるのですが、矢切ねぎのタネというのはありません。矢切で育てたねぎのことを総称して矢切ねぎと言います。実はホームセンターで購入する種と変わりはありません。」

渡辺さん「そうだったんですね!では大きな違いはどこにあるのですか?」

近藤さん「大きな違いは『土壌』にあります。日本でも有名な深谷ねぎの産地と地形が似ているのですが、矢切は崖に囲まれていて低い土地になっています。川も近くに流れていることもあり、この低い土地は多くの水分を含んでいて、潤っている土地なのです。なのでそこにネギを植え、肥料を撒いて土を被せると、すぐに肥料が溶け、それを根っこから吸い上げいくことによって、どんどん太く長い矢切ねぎになっていきます、それが大きな特徴です。」

渡辺さん「矢切という土地だからこそ育てることができるネギなんですね!」

近藤さんと渡辺さんの写真

渡辺さん「この矢切ねぎですが、近藤さんのおすすめの食べ方はありますか?」

近藤さん「一番は鍋ですね。カネキ近藤農園のホームページに掲載されている『スタンディング矢切ねぎ鍋』がおすすめです。火を入れるととても甘くなっておいしいですよ!
矢切ねぎの特徴の一つでもあるのですが、糖度がフルーツと並ぶほど高く、この前計測したら14.3%でした。これはマンゴーやパイナップルと同じくらいの数値になります。」

渡辺さん「そんなに甘いんですね。この後調理させていただくのが、とても楽しみです。」

収穫した矢切ねぎを包む様子

渡辺さん「今回は矢切ねぎや農園のこと、いっぱいお話いただきありがとうございました。とても勉強になりました。」

こもりかた編集部「いやー松戸にこんな魅力的な特産品があったとは、正直驚きました。この土地だからこそ作ることができる、というのがとても素敵ですね。近藤さん、渡辺さんありがとうございました!」

 次回はお話いただいたこの矢切ねぎを、渡辺さんに美味しく調理していただきます。お楽しみに!

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店舗情報

ねぎ農園の写真

カネキ近藤農園

住所:千葉県松戸市下矢切245
電話番号:047-360-0245
※矢切ねぎの販売、営業時間等については下記ホームページでご確認いただくか、直接店舗にお問い合わせください。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。カネキ近藤農園 ホームページ(外部リンク)

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お問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 シティプロモーション担当室

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7320 FAX:047-362-6162

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