楽しく学ぶ食の大切さ「松戸食育まつり」
更新日:2016年7月28日
平成28年6月18日(土曜)、市民劇場で「松戸食育まつり」が開催されました。食に関する演劇やクイズなどのイベントを通じて、参加者は楽しみながら食の大切さを学びました。食育とは「食に関する知識と食を選ぶ力を身に付ける」ための学びです。生命の根幹に関わる大切なものとして、子どもも大人も楽しくまじめに「食」を考えていきましょう。
ミスターウィルスをやっつけろ
みーる劇団による食育劇「りょうたくんとくにちゃんの大冒険・菜強戦士カロテンダー対ミスターウィルス」は、たくさんの親子連れで会場が埋まりました。かわいいキャラクターが出てくる楽しい劇を通じて、好き嫌いをせずに野菜を食べることの大切さを学びました。
遊んで考えて、多彩なコーナー
食にかかわるたくさんのコーナーが用意され、参加者はいくつものブースを回って食に対する知識を身につけました。
毎日野菜をとるのは一苦労
「350グラム野菜摂取量クイズコーナー」では、1日に必要な350グラムの野菜がどれくらいの量なのかを確かめました。参加したお母さんは「普段は問題なくとれるけど、ありあわせの材料で料理を作る日は難しいかも」と、毎日350グラムの野菜をとる難しさを感じていました。
こんなに砂糖が入っているの!?
「清涼飲料水等の糖度測定コーナー」は、よく飲む清涼飲料水にどのくらい糖分が入っているかを測りました。ペットボトル1本分に入っている糖分をスティックシュガーで目の前に出されると、参加者は「思った以上に砂糖がたくさん入っていてびっくり。少し控えないと」と驚いていました。
歯磨き上手にできているかな?
しっかり磨いているつもりでも、意外と磨き残しが多いことも。「歯みがき指導コーナー」では、虫歯にならないよう、上手な歯みがきの方法を学びました。小学生の男の子は「歯が抜けた時の磨き方を教えてもらった。もう虫歯になりません!」と自信をのぞかせていました。
箱の中身はなんだろう?
箱の中に入った野菜を、重さや感触だけで当てる「はてなボックスコーナー」。レタスとキャベツの違いが難しかったかな?
この他にも、大豆を箸でつまんでタイムを競うコーナー、バランスの良いお弁当の中身を考えるコーナーなどで子どもたちは真剣に、楽しく遊んでいました。
箸で大豆を上手につかめた!
うまくお弁当ができたよ!
ぱくちゃん
食の視点を幅広くとらえる
松戸産のおいしい枝豆
松戸の食育は、健康分野だけでなく、地球環境や松戸の歴史・文化など、幅広い視点で食をとらえています。平成29年度までの第2次松戸市食育推進計画では、3つの基本目標を柱に食育を実践しています。
- 食の大切さを見直し、のぞましい食習慣を身につける
- 地域でとられる食材の魅力や食の成り立ちを学ぶ
- 選食力を養い、よくかんで食べ、心も体も健やかに
みのりちゃんがお出迎え
食育ブースに協力いただいた学生ボランティアのみなさん
千葉大学
聖徳大学
流通経済大学
日本大学松戸歯学部
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