思いを流す夏の水辺「松戸宿坂川献灯まつり」
更新日:2016年8月15日
平成28年8月9日(火曜)・10日(水曜)の2日間、伊勢丹松戸店先の旧松戸宿坂川沿道で松戸宿坂川献灯まつりが行われました。とうもろこしのこうばしい香りやステージイベントの華やかさなど、夏らしいにぎやかで心躍るお祭りとなりました。
古くて新しいまつり
このまつりは、とうもろこし市をはじめとする江戸時代から続く伝統と、美しさを取り戻した坂川の環境を融合し、次世代に継承する「古くて新しいまつり」です。川を汚さないために、灯ろうは途中で沈まず全て回収できるよう工夫を凝らしています。みんなの思いが描かれた灯ろうは、ゆったりとした坂川の流れに乗って優雅に川面を滑っていました。
上手に塗れました!
みんなで流すぞ!
今年もおいしい!とうもろこし
とうもろこし市は今年も行列ができ、沿道ではたくさんの人が焼きたてのとうもろこしをほおばっていました。近所に住むという人は、「毎年来ています。今年のとうもろこしもとてもおいしいです!」と満足そう。坂川沿道に並んだ屋台でも、かき氷などの“お祭りの味”に多くの人が舌鼓を打っていました。
見ているだけでお腹が鳴りそう
にぎやかさと静けさのコントラスト
8月9日(火曜)の夜には、松龍寺境内で奉納演奏が行われ、無数の竹あんどんが配置された境内で、2人の奏者がマリンバなどの打楽器などを演奏しました。屋台が並ぶにぎやかな参道から一歩境内に足を踏み入れると、静かな音楽が流れる幻想的な空間が広がり、少し優雅なおまつりの雰囲気を味わえました。
静かに聴き入る幻想的な音楽
無数のあんどんが境内を彩りました
毎年8月9日と10日に開催
松戸宿坂川献灯まつりは、毎年8月9日・10日に開催しています。8月11日が山の日で祝日になったので、開催日が平日でも行きやすくなりました。
にぎやかな屋台
献灯箱あんどん
むかし遊び