【合同】帰宅困難者対策訓練 17(伊勢丹松戸店、アトレ松戸店、イトーヨーカドー松戸店、ダイエー新松戸店、松戸警察署、松戸東警察署、市民劇場との合同訓練)【平成29年9月1日】
更新日:2017年9月8日
松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として、「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」及び「新松戸・幸谷駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を結成しておりますが、大規模集客施設である伊勢丹松戸店、アトレ松戸店、イトーヨーカドー松戸店、ダイエー新松戸店と松戸警察署、松戸東警察署及び一時滞在施設である市民劇場との合同訓練を行ったので、訓練内容・結果を報告します。
1 実施目的
大規模災害が発生し、公共交通機関が運行を停止した場合、駅周辺及び大規模集客施設では多くの帰宅困難者が発生し、一時滞在施設を開設して対応を図る必要が生じることがあるが、それに対応するためMCA無線機を活用して、関係機関による情報交換、情報収集などを図り、効果的な対応を実施するため。
2 訓練想定
首都圏を震源とするマグニチュード7の直下型地震が発生し、松戸市内も震度6強を観測した。これに伴い、市内では、公共交通機関が運行を取りやめたため、駅周辺及び大規模集客施設内等で多くの帰宅困難者が発生した。このため、市役所内に災害対策本部を設置し、大規模集客施設、一時滞在施設及び警察署と情報交換、情報共有して各種対応を図ることとした。
3 訓練日時
平成29年9月1日(金曜)午後2時~午後3時まで
4 訓練参加機関
- 伊勢丹松戸店
- アトレ松戸店
- イトーヨーカドー松戸店
- ダイエー新松戸店
- 松戸警察署
- 松戸東警察署
- 市民劇場(一時滞在施設)
- 松戸市役所(危機管理課)
5 訓練内容
- MCA無線を活用して、迅速な情報交換、伝達訓練を実施する。
- 大規模集客施設では、店内にいる来店者の動向や施設(建物)の破損状況の確認を行い、対策を構築する上での情報を収集する。
- 一時滞在施設の市民劇場は、早期に帰宅困難者を受け入れる準備を行う。
- 両警察は、市内の全体的な被災状況を把握し、関係情報を連絡するとともにできる範囲内での支援を行う。
6 実施結果
- 各機関とも、MCA無線機の取り扱いに慣れていたためスムーズな対応が図れた。
- 大規模集客施設では、大規模災害が発生した場合における来店者の動向、建物の破損状況の把握など、その後の対応を迅速に行うための最優先事項の必要性の再確認ができた。