帰宅困難者対策訓練9（伊勢丹松戸店・東葛飾地域振興事務所・松戸警察署との合同訓練）

松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を設置し（平成25年7月に設立）、公共交通機関、大規模集客施設、大学、警察署等との関係機関の方々と対策を検討しております。協議会に参加している伊勢丹松戸店・東葛飾地域振興事務所・松戸警察署と合同訓練を行ったので、訓練内容・結果を報告します。

松戸駅に近く、日常的に多数の来客がある松戸店では、大規模地震が発生した場合、多くの帰宅困難者が発生する可能性があり、来店者に対する安全確保、パニック防止等の対応が求められているため、定期的に防災訓練を実施しています。
今年も3月に訓練を実施しましたが、訓練の実効性を上げるため、伊勢丹松戸店・東葛飾地域振興事務所（県）・松戸警察署・松戸市役所危機管理課との合同で、MCA（災害用）無線を活用しての情報交換及び一時滞在施設である東葛飾地域振興事務所（県）への避難誘導に伴う伝達訓練を行い、横断的な帰宅困難者対策を確認することを目的とするため。

東京湾を震源とする直下型地震が発生。松戸市内においては震度6強を観測し、伊勢丹松戸店においても、火災を含む被害の発生を確認。これに対して来店者の安全を確保するため、全館避難を行い、併せて帰宅困難者の発生を想定して訓練を実施しました。

平成27年6月19日（金曜）午前9時30分から10時30分まで

伊勢丹松戸店・東葛飾地域振興事務所（県）・松戸警察署・松戸市役所危機管理課内

1. MCA（災害用）無線を活用しての情報交換・伝達訓練
2. 一時滞在施設である東葛飾地域振興事務所（県）へ帰宅困難者を避難誘導するための無線伝達訓練

1. MCA（災害用）無線を活用する技術が向上しており、リアルタイムで情報交換・伝達が実施できるとともに、スムーズな訓練が実施できた。
2. 訓練想定に基づき、MCA(災害用)無線の通話内容を作成しての訓練であったが、もう少し通話技術の錬度を高めることによって、詳細な通話内容を作成しないで訓練ができることを次の目標として訓練を行っていきます。