【合同】帰宅困難者対策訓練22(千葉大学園芸学部・聖徳大学・日本大学松戸歯学部・流通経済大学・松戸警察署との合同訓練)【令和元年10月30日】
更新日:2020年5月18日
松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として、「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」及び「新松戸・幸谷駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を結成しておりますが、新松戸中央総合病院・新東京病院・松戸警察署及び松戸東警察署との合同訓練を行ったので、訓練内容・結果を報告します。
1 実施目的
防災週間において、MCA無線機の取り扱い、無線通話技能の向上を図るとともに良好な関係構築などを目途として、MCA無線機を活用して市内の病院及び両警察署と情報交換、情報収集などを行い、効果的な帰宅困難者対策を実施するため。
2 訓練想定
首都圏を震源とするM7の直下型地震が発生し、松戸市内も震度6強を観測した。これに伴い市内では、交通事故、火災、液状化現象、道路損壊等により、負傷者が多数発生、更に、帰宅困難者も多数発生したという想定の下、市役所内に災害対策本部を設置し、市内大学及び警察署との情報交換、対応を図ることとした。
3 訓練日時
令和元年10月30日(水曜)午後2時頃から同2時45分頃まで
4 訓練参加機関
- 新松戸中央総合病院
- 新東京病院
- 松戸警察署
- 松戸東警察署
- 松戸市役所(危機管理課)
5 訓練内容
- MCA無線を活用して、迅速な情報交換、伝達訓練の実施
- 大学構内の被災状況を確認の上、応急手当実施の可否の把握
- 帰宅困難者の一時滞在施設である流通経済大学との緊密な連携
6 実施結果
- 大学関係者によるMCA無線訓練は初めてであったが、事前にシナリオを準備していたため、比較的にスムーズな通話が行われた。
- 帰宅困難者の一時滞在施設である流通経済大学における施設の損壊状況や学生の怪我の有無などを早急に調査し、一時滞在施設として受け入れが可能か判断することができた。
- 松戸警察署は、積極的に市内の被災状況を把握するとともに、災害関連情報を積極的に市災害対策本部に情報提供することができた。