【合同】帰宅困難者対策訓練25(アトレ松戸店、イトーヨーカドー松戸店、ダイエー・イオンフードスタイル新松戸店、松戸警察署、松戸東警察署との合同訓練)【令和2年11月26日】
更新日:2023年2月22日
松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として、「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」及び「新松戸・幸谷駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を結成しておりますが、大規模集客施設であるアトレ松戸店、イトーヨーカドー松戸店、ダイエー・イオンフードスタイル新松戸店と松戸警察署及び松戸東警察署との合同訓練を行ったので、訓練内容・結果を報告します。
実施目的
大規模災害が発生し、公共交通機関が運行を停止した場合、駅周辺及び大規模集客施設等では多くの帰宅困難者が発生するため、一時滞在施設を開設して対応することとなります。そこで、これら関係施設間において、連携を強化するとともに情報交換、情報共有を行うなどにより効果的な帰宅困難者対策を推進するため、MCA無線機を活用した通信訓練を実施したもの。
訓練想定
首都圏を震源とするM7の直下型地震が発生し、松戸市内では震度6強を観測した。これに伴い市内では、火災、液状化現象、道路陥没等により、負傷者が発生した。また、公共交通機関が運行を見合わせたことにより駅や大規模集客施設において帰宅困難者が多数発生したため、市役所内に災害対策本部を設置し、大規模集客施設及び松戸・松戸東両警察署との情報交換、各種対応を図る想定とした。
訓練日時
令和2年11月26日(木曜)午後2時頃から同2時50分頃まで
訓練参加機関
- アトレ松戸店
- イトーヨーカドー松戸店
- ダイエー・イオンフードスタイル新松戸店
- 松戸警察署
- 松戸東警察署
- 松戸市役所(危機管理課)
訓練内容
- MCA無線を活用し、迅速な情報交換、伝達訓練を実施する。
- 大規模集客施設では、来店者の安全確認や施設(建物)の損壊状況等について確認を行い、災害対策本部への情報発信を行う。また、各警察署と連携し、帰宅困難者を一時滞在施設への案内・誘導を行う。
- 両警察署では、市内の被災状況を把握し、災害対策本部との情報共有に努めるとともに、帰宅困難者の一滞在施設への誘導・支援を行う。
実施結果
- 大規模集客施設における訓練は、約3年振りであったことから、当初無線機の取り扱いに戸惑いが見られた機関も認められたものの、途中からは機器の取り扱いにも慣れ、災害対策本部に被災状況等に関する情報提供を行うなど、効果的な訓練が実施できた。
- 両警察署は、積極的に市内の被災状況を把握し災害対策本部へ通報するなど、連携強化が図られた。
- 災害対策本部である市役所では、各機関からの情報により、市内の被災状況を早急に把握することができた。また、各施設及び両警察署との更なる連携が図られた。