東松戸駅から徒歩15分で野ウサギに会えるかも？！オープンフォレストin松戸

平成29年5月20日（土曜）から28日（日曜）に行われているオープンフォレストin松戸。所有者の許可を得て普段、里やま保全のボランティアが活動している民有地の森にはいることができます。
今回参加したのは東松戸駅に集合して周辺の自然を巡る「森めぐりツアー」。「松戸里やま応援団」の皆さんが案内してくれました。最高気温30度ととても暑い日でしたが、木漏れ日の下で都市の中にある自然スポットを訪れました。

歴史ある茅葺屋根が印象的な「旧齋藤邸」。明治34年に建てられた主屋は平成29年度中に国の登録有形文化財（建造物）に登録される見込みです。
その裏には涼やかな竹林があり、立派な竹がたくさん！平日に予約をして訪れるとその竹を利用した竹紙漉きの体験もできるそう。

次にやってきたのは今年で開園10周年を迎えた「東松戸ゆいの花公園」。ちょうどこの日開催していた結いの花フェスタでは地元の河原塚中学校吹奏楽部による爽やかな演奏が響き渡る中、さまざまなイベントが行われていました。

続いて訪れたのは、まさに森！たくさんの大きな木に取り囲まれ、急に別の場所に瞬間移動したように錯覚する、大自然を感じることができる「野うさぎの森」「紙敷みなみの森」「紙敷石みやの森」。森の中にはタヌキなどの動物や多くの虫たちが見られるそうです。
今回の本命の野ウサギは・・・残念ながら遭遇できず。
ですが！今回案内してくれた松戸里やま応援団のメンバーの方によると、木の手入れのため数人で森を訪れたときに、確かに野ウサギを見たそう！！
今回は大勢で森を探索していたので、野ウサギは隠れてしまったようでした。

「これ以上みどりを減らしたくない」「次の世代に良好な自然環境を引き継ぎたい」という思いを市民・所有者・行政が共有する中で、「里やまボランティア入門講座」が行われました。この入門講座の修了生が11グループが、「松戸里やま応援団」として所有者の理解のもと森で活動しています。