金マーカーを挿入した前立腺癌IMRTに対するEPIDを用いた治療期間中における患者QAの有効性の検討について

　当院では下記のとおり放射線の照射についての臨床研究を実施しています。
　この研究の対象者に該当する可能性のある方で、研究目的に利用または、提供されることをご希望されない場合は、下記担当者までお問い合わせください。
　　

金マーカーを挿入した前立腺癌IMRT（Intensity Modulated Radiation Therapy）（注1）に対するEPID（Electronic Portal Imaging Device）（注2）を用いた治療期間中における患者QA（Quality Assurance）（注3）の有効性の検討

放射線治療科　医学物理士　阿部泰之

なし
　
（注1）IMRT：強度変調放射線治療
（注2）EPID：電子ポータル画像装置
（注3）QA：品質管理
　

金マーカーを挿入した前立腺癌IMRTに対するEPIDを用いた治療期間中における患者さんの品質管理の有効性の検討を行います。
　

• 当院で前立腺の放射線治療を受けた患者さん
• IMRTを受けた患者さん
• 位置照合用金マーカーを前立腺内に挿入した患者さん

以上の3つの要件全てを満たす方

2021年1月から2021年10月までの情報を利用します。

　当院にて前立腺IMRTを施行した患者さんの照射条件を使用して、実際に人間の骨盤に見立てたファントムという道具を対象に、金マーカーを挿入時と非挿入時の2パターンそれぞれ治療計画装置上で線量計算を行います。実際にファントムに対して照射を行い、電子ポータル画像装置によって正しく照射されたか結果を取得します。
　患者さんの体への影響及び負担などは一切なく、患者さんそれぞれに使用した放射線の照射条件を再利用させて頂く形になります。

　個人情報を特定できる氏名などの情報は全て削除します。また、この研究成果は学会等で発表する際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。　

　 研究に関連して開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。

この研究についてご質問等ございましたら、下記までお問い合わせください。
　
松戸市立総合医療センター　放射線治療科
医学物理士　阿部泰之
電話番号：047-712-2511　（平日8時30分から17時）