アジア太平洋地区における肝炎・肝癌の現状と治療に関する調査研究
更新日:2023年7月12日
このたび当院では、入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた下記研究を実施いたしますので、ご協力をお願いいたします。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。またプライバシー保護については最善を尽くします。本研究への協力を望まれない患者さんは、その旨をページ下の『お問い合わせ先』に示しました連絡先までお申し出くださいますようお願いいたします。
研究について
研究対象者
2013年1月1日から2027年12月31日の間に当院で肝細胞がん(肝がん)の診断を受けられた方
研究実施期間
2023年5月9日から2028年12月31日まで
研究目的・方法
現在、肝臓がんの約75%はアジアで発生しておりアジア太平洋地域における主要な公衆衛生問題であると言えます。B型及びC型肝炎ウイルスの治療が進むとともに糖尿病や肥満などの他の危険因子が将来の重要な要因となる可能性があります。APASL(アジア太平洋肝臓学会)は、肝臓がんの背景、疫学、診断、治療、予後を追跡し、この地域各国数万の肝臓がん患者さんの診療情報を集め問題点を検討することですることで、アジア太平洋地域の肝臓がんに対する医療問題を検討し、予防、診断、治療成績の向上に寄与したいと考えています。
試料・情報について
研究に用いる試料・情報の種類
通常診療で得られた情報(病歴、治療歴等)のみ匿名化した上で収集し解析を行います。国が定めた倫理指針(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」)に則って、個人情報を厳重に保護し、研究結果の発表に際しても、個人が特定されない形で行います。
外部への試料・情報の提供
共同研究機関へのデータの提供は、個人情報とは関係のない番号(識別コード)を割り付け、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。提供した情報と個人が特定できるように対応表を作成しますが、共同研究機関へは提供せず当院の研究責任者が保管・管理します。
お問い合わせ先
この研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ます。
研究事務局・研究責任者
山梨県立中央病院 消化器内科・ゲノム解析センター 望月 仁
電話番号:055-253-7111(代表)
当院における問い合わせ先
松戸市立総合医療センター 消化器内科
岡部 真一郎
電話番号:047-712-2511(代表)
応対可能時間:8時30分から17時(平日のみ)
関連リンク
お問い合わせ
松戸市立総合医療センター
千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512
