令和7年度高齢者のインフルエンザ定期予防接種
更新日:2025年9月3日
お知らせ
- 令和7年10月1日から定期接種が開始となります
- 開始日は、ワクチンの流通状況等により医療機関によって異なります。
- 接種券(予診票)は市内指定医療機関に置いてあります。個別通知は行っておりません。
季節性インフルエンザとは
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現れ、咳、鼻汁などの症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強いのが特徴です。とくに高齢者や、年齢を問わず呼吸器、循環器、腎臓に慢性疾患を持つ患者、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下している患者では、原疾患の憎悪とともに、呼吸器に二次的な細菌感染症を起こしやすくなることが知られており、入院や死亡の危険が増加します。
65歳以上の方には、流行前1回の接種で効果があります。インフルエンザウイルスは、変化しながら流行するため、毎年流行が予測されるウイルスにあった予防接種を受けておくことが効果的です。今シーズンのインフルエンザワクチンは、A型2種類・B型1種類合計3種類の抗原が含まれます。
なお、予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。
インフルエンザを予防する有効な方法
高齢者のインフルエンザは重症化することがあります。
インフルエンザを予防する有効な方法は、以下のとおりです。
- 流行する前のワクチン接種
- 手洗い
- アルコール製剤による手指消毒
また、感染を広げないために、以下の咳エチケットを心がけましょう。
- 他の人に向けて咳やくしゃみをしない
- 咳やくしゃみが出るときはマスクをする
- 手のひらで咳やくしゃみを受け止めたら手を洗う など
インフルエンザワクチンの効果
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行します。インフルエンザワクチンは、重症化の予防効果が認められています。
インフルエンザの予防接種を希望する方は、かかりつけ医とご相談ください。
対象者
松戸市に住民登録があり、
- 接種当日65歳以上の方(令和7年度の対象者:昭和35年12月31日までに生まれた方)
- 接種当日60歳以上65歳未満の方(令和7年度の対象者:昭和40年12月31日までに生まれた方) で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能の障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、この4つのいずれかで身体障害者手帳1級相当の方
助成期間
令和7年10月1日から令和8年1月31日までに実施した予防接種について助成します
- 千葉県相互乗り入れ医療機関で接種の場合も、令和8年1月31日までに実施した予防接種が助成の対象となります。
助成期間以外の接種は、任意予防接種で全額自己負担となります
接種費用・回数
1,000円/1回限り(今シーズン)
下記に該当する方は無料で接種できます
- 生活保護受給者の方
- 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の規定による支援給付を受けている方
持ち物
身分証明書
氏名、生年月日、住所が確認できるもの
以下は該当者のみ
1級の身体障害者手帳
60歳以上65歳未満の定期予防接種に該当する方
生活保護証明書等
生活保護受給者
その他受給証等
中国残留邦人等の円滑な帰国促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の規定による支援給付を受けている方
予防接種から支払いまでの流れ(市内指定医療機関で接種の場合)
- 医療機関をさがす
- 医療機関へ問い合わせ(予約)する。
- お知らせをよく読み、予診票を記入する(市内指定医療機関に配備します)
- 予防接種を受け、接種証明書を受け取る
- 料金(1,000円)を支払う
市内指定医療機関
令和7年度については調整中です。
市内指定医療機関以外で受ける場合
事前に手続きが必要です。
指定医療機関以外で高齢者のインフルエンザ定期予防接種を希望される方へをご確認ください。
接種を受けるときの注意事項
健康状態のよいときに受けてください。
説明書をよく読み、わからないことは接種を受ける前に医師に質問しましょう。十分に納得できない場合は、接種を受けないで下さい。
予診票は接種担当医師への大切な情報です。接種を受ける方が責任を持って正確に記入にするようにしてください。
ワクチンの副反応
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10パーセントから20パーセントに起こりますが、通常2日から3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。
接種を受けられた方の5パーセントから10パーセントに起こり、こちらも通常2日から3日で消失します。
また、まれでありますが、ショック、アナフィラキシーショック様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)がみられることもあります。
健康被害の救済制度について
ワクチンの接種によって医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づく健康被害救済制度を受けることができます。
健康被害の程度に応じて、医療費、医療手当、障害年金、遺族年金等が支給されます。
ただし、その健康被害がワクチンの接種によって引き起こされたものであると厚生労働大臣が認定した場合に給付を受けることができます。
関連リンク
