B型肝炎予防接種
更新日:2023年4月1日
B型肝炎とはどんな病気?
B型肝炎ウイルスの感染を受けると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部、劇症肝炎といって激しい症状から死に至ることもあります。また、症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓の中に潜み、年月を経て慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。
年齢が小さいほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状はあまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染(キャリア)の形をとりやすいことが知られています。
感染は肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児、肝炎ウイルス陽性の血液に直接触れた場合に生じますが、父親や家族が肝炎ウイルス陽性である場合も感染のリスクはあります。
B型肝炎ワクチンについて
B型肝炎ワクチンによる予防は、小児の場合は肝炎の予防というよりウイルスの持続感染を防ぎ、将来発生するかもしれない慢性肝炎・肝硬変・肝がんを防ごうとすることが最大の目的です。
WHO(世界保健機構)では、すべての乳児にB型肝炎ワクチンを接種するように勧めており、2016年までに186か国で導入されています。
対象者・接種回数
生後12か月未満・3回接種
- 標準的には、生後2か月から開始します
- 139日以上の間隔をあけるときは、1回目の接種から20週後の同じ曜日から接種可能になります
接種方法
「B型肝炎予防接種のお知らせ(PDF:283KB)」をよくお読みになったうえ、松戸市の予診票、予防接種番号、母子健康手帳、健康保険証、子どもの医療費助成受給券を持参し、市内の指定医療機関で接種してください。
転入・紛失等で予診票がない方は、こちらの予診票データを印刷してご活用いただくことも可能です。その場合、予防接種番号が必要ですので、未取得の方は事前にお申し込みください。
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