SDGs(持続可能な開発目標)とは
更新日:2024年7月16日
持続可能な開発目標SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
2015年にSDGsが採択された後、その実施に向け政府はまず国内の基盤整備に取り組みました。
2016年5月に総理大臣を本部長、官房長官、外務大臣を副本部長とし、全閣僚を構成員とする「SDGs推進本部」を設置し、国内実施と国際協力の両面で率先して取り組む体制を整えました。
(出典:JAPAN SDGs Action Platform - 外務省ウェブサイト)
JAPAN SDGs Action Platform - 外務省ウェブサイト(外部リンク)
2030アジェンダ - 国際連合広報センターウェブサイト(外部リンク)
持続可能な開発目標(SDGs)推進本部 - 首相官邸ウェブサイト(外部リンク)
SDGsが掲げる17のゴール(目標)
SDGsが掲げる17の目標を紹介します。
(出典:国際連合広報センターウェブサイト)
目標1 貧困をなくそう
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
目標2 飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
目標3 すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
目標4 質の高い教育をみんなに
すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
松戸市男女共同参画プランの基本理念である「職場、家庭、学校、地域などのあらゆる分野で、女性も男性も個性と能力を発揮し、対等なパートナーとして社会に参画し、自立的な生活を営むことによって、地域の活力が維持・増進され、将来にわたって自分らしく安心して暮らせるまち」の実現を目指し、男女共同参画を発信する拠点として、事業の実施、情報発信をしています。
男女共同参画社会の実現のためには女性も男性も当事者として共に課題の解決に取り組むべきという考えのもと、その拠点である施設の名称を、2021年4月に「男女共同参画センターゆうまつど」へ変更しました。
目標6 安全な水とトイレをみんなに
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
目標8 働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
目標10 人や国の不平等をなくそう
各国内及び各国間の不平等を是正する
目標11 住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
目標12 つくる責任つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する
目標13 気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
目標14 海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
目標15 陸の豊かさも守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
目標16 平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
17の目標について、詳しくはこちらをご覧ください。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは? 17の目標ごとの説明、事実と数字 - 国際連合広報センターウェブサイト(外部リンク)
参考リンク
すごろくでSDGsを学ぼう - 国際連合広報センターウェブサイト(外部リンク)
子どもも大人も楽しく遊びながらSDGsを学べるすごろくが、国際連合広報センターウェブサイトで提供されています。