ルーマニア陸上競技選手団が事前キャンプを実施しました
更新日:2022年3月31日
7月17日(土曜)にルーマニアから東京オリンピックに出場する陸上競技の選手団(選手4名、コーチ・スタッフ5名)が松戸市で事前キャンプを実施するため、来日いたしました。
事前キャンプとは選手のコンディション調整や時差調整、気候への順応など、本大会前に行うトレーニングであり、松戸市では、4人の選手等が7月17日(金曜)から25日(日曜)まで、3人の選手等が29日(木曜)まで、2人の選手等が8月1日(日曜)まで、松戸運動公園陸上競技場等で事前キャンプを実施し、オリンピック本番に臨みます。
選手団紹介
セバスティアン・ブラルダ氏(選手団代表兼医療スタッフ)
ミハイ・コルクレ氏(走り幅跳びコーチ)
ソリン・トアダー氏(砲丸投げコーチ)
ミハエラ・メリンテ氏(やり投げコーチ)
セルヂウ・マザラン氏(競歩コーチ)
アリナ・ロタール選手(女子走り幅跳び)
アンドレイ・トアダー選手(男子砲丸投げ)
アレクサンドル・ノヴァック選手(男子やり投げ)
マリウス・コチョラン選手(男子50キロメートル競歩)
競技会場・日程・結果
競技会場
フィールド競技
オリンピックスタジアム(国立競技場) 東京都新宿区
競歩
札幌大通公園 北海道札幌市
日程
アリナ・ロタール選手 女子走り幅跳び
8月1日(日曜)予選、8月3日(火曜)決勝
アンドレイ・トアダー選手 男子砲丸投げ
8月3日(火曜)予選、8月5日(木曜)決勝
アレクサンドル・ノヴァック選手 男子やり投げ
8月4日(水曜)予選、8月7日(土曜)決勝
マリウス・コチョラン選手 男子50km競歩
8月6日(金曜)決勝
結果
アリナ・ロタール選手 女子走り幅跳び
- 予選(グループA)・敗退
6メートル51センチ 10位
アンドレイ・トアダー選手 男子砲丸投げ
- 予選(グループA)・敗退
19メートル81センチ 14位
アレクサンドル・ノヴァック選手 男子やり投げ
- 予選(グループA)・通過
83メートル27センチ 4位
- 決勝
79メートル29センチ 12位
マリウス・コチョラン選手 男子50キロメートル競歩
- 決勝
4時間1分43秒 24位
事前キャンプについて
行程
日付 | 内容 | |
---|---|---|
7月17日(土曜) | 午後 | 来日 |
7月18日(日曜) | 午前 | 練習会場視察 |
午後 | 練習(競歩) | |
7月19日(月曜) | 午前 | 練習(走り幅跳び、やり投げ、砲丸投げ) |
午後 | 練習(走り幅跳び、競歩) | |
7月20日(火曜) | 午前 | 練習(走り幅跳び、やり投げ) |
午後 | 学生によるルーマニア選手団応援 | |
7月21日(水曜) | 午前 | 練習(やり投げ、砲丸投げ) |
午後 | 練習(走り幅跳び、やり投げ、砲丸投げ、競歩) | |
7月22日(木曜) | 午前 | 練習(やり投げ) |
午後 | 練習(やり投げ、砲丸投げ) | |
7月23日(金曜) | 午前 | 練習(やり投げ、砲丸投げ) |
午後 | 練習(競歩) | |
7月24日(土曜) | 午前 | 練習(走り幅跳び、やり投げ) |
午後 | オンライン交流 | |
7月25日(日曜) | 午前 | 選手村へ(走り幅跳び、やり投げ) |
午後 | 練習休み | |
7月26日(月曜) | 午前 | 練習(砲丸投げ) |
午後 | 練習(砲丸投げ、競歩) | |
7月27日(火曜) | 午前 | 練習休み |
午後 | ||
7月28日(水曜) | 午前 | 練習休み |
午後 | 練習(砲丸投げ、競歩) | |
7月29日(木曜) | 午前 | 選手村へ(競歩) |
午後 | 練習休み | |
7月30日(金曜) | 午前 | 練習(砲丸投げ) |
午後 | 練習休み | |
7月31日(土曜) | 午前 | 練習(砲丸投げ) |
午後 | 練習休み | |
8月1日(日曜) | 午前 | 選手村へ(砲丸投げ) |
練習会場
松戸運動公園陸上競技場、柿ノ木台公園体育館、ユーカリ交通公園(注釈1)、21世紀の森と広場(注釈1)
(注釈1)開園時間外のみの実施
移動方法
専用車両
感染症対策
東京2020大会に出場する選手団が事前キャンプを実施するには、あらかじめ定められた感染症対策を遵守する必要があります。本市では、国・千葉県・関係機関と連携しながら感染症対策を進めてまいります。
事前キャンプの様子
練習
走り幅跳び(1)
走り幅跳び(2)
砲丸投げ(1)
砲丸投げ(2)
やり投げ(1)
やり投げ(2)
競歩(1)
競歩(2)
練習前の準備
学生によるルーマニア選手団応援~未来につながるエール~
学生たちが、各部活のパフォーマンスでルーマニア選手団を応援しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、選手団と学生の入退場口・動線を分離するほか、滞在エリアも選手団は2階観覧席、出演者等は1階競技場のみとエリア分けを実施し、関係者のみで実施しました。
書道パフォーマンスでは大きな紙に"United by Emotion"(感動で、私たちは一つになる。)と東京2020大会のモットーを記して会場を盛り上げました。和太鼓の演奏では力強い日本の音を奏でて、吹奏楽の演奏ではルーマニア国歌演奏のサプライズがあり、選手団も立ち上がって聞いている場面がありました。チアリーディングによるアクションも加わった応援メドレーで、選手団へのおもてなしとエールを届けて締めくくりました。
最後に、選手団代表者より「おもてなしのパフォーマンスをありがとう。松戸市に来られて良かった。」とのコメントをいただきました。
出演者(発表順)
- 松戸市立松戸高等学校 書道部
- 専修大学松戸中学・高等学校 和太鼓部
- 専修大学松戸中学・高等学校 吹奏楽部、チアリーディング部
書道部の発表
和太鼓部の発表
吹奏楽部・チアリーディング部の発表
観覧席の選手団
フロアを分けて記念撮影!
オンライン交流会
新型コロナウイルス感染症対策のため、選手団と接触が生じないオンラインでの交流会を実施いたしました。本交流会には、松戸市長や在日ルーマニア大使館シルヴィア・チェルケアザ大使秘書をはじめ、聖徳大学児童学部児童学科スポーツ健康コースの先生と学生にも出席いただきました。選手団と、主に陸上競技に関する質問や歓談を行うことで交流しました。
各種目ごとの選手より様々なお話を聞くことができて、学生からも「全員を応援したいと思った。」と感想をいただきました。
聖徳大学出席者
- 百瀬 定雄 教授
- 太田 繁 教授
- 福田 浩 教授
- 坂巻 佳乃さん
- 鶴田 愛さん
- 仲川 慧怜さん
- 細川 日和さん
- 小路 なつ美さん
- 齊藤 恵実さん
※詳細は下記のリンクよりご覧ください。
オンライン交流の様子(1)
オンライン交流の様子(2)
オンライン交流の様子(3)
市長からの応援と日本文化のお土産
書道作品と共に記念撮影
市立松戸高校書道部の作品
食事
スタッフとの接触が最小限となるよう、食事については、弁当を配布し各居室で食事をとってもらい、各自指定された場所へ空き箱を捨ててもらうことで、感染症防止対策を実施しました。
選手団に配布された弁当