避難所運営委員会 ~地域の共助による避難所の開設・運営に向けて~
更新日:2022年8月30日
避難所とは?
避難所は、災害発生時において、地域の居住者など(以下「避難者」という)の身の安全を守る場所で、一時的な滞在が可能な施設です。
市指定避難場所一覧(災害が発生し危険な状況である場合に避難する空地・建物)
なぜ、避難所運営委員会が必要なの?
市では、災害発生時に、住民が一時的に避難する必要がある場合、「松戸市地域防災計画」に基づき、市災害対策本部から派遣した職員が避難所開設準備や運営補助を行います。
しかし、災害の規模が大きければ大きいほど、職員の到着の遅れや被災状況等により、「避難所の開設が大幅に遅れる」「十分に職員を派遣できずに避難所運営に支障をきたす」「被災者である地域住民等の細かいニーズを吸い上げる必要が出てくる」など、現実問題として、職員だけでの避難所の開設や運営が困難となります。
突如として発生する災害に対し、避難所を開設し、先ずは発災直後から3日間(72時間)の混乱期においては、住民自らが生き残るための最低限のことを、自分たちで最優先に行っていく必要があります。
そのためには、事前に避難所となる施設を中心に、町会・自治会、自主防災組織等が一体となった「避難所運営委員会」を設立し、災害発生時に地域住民同士が連携しながら、主体として避難所を開設・運営を行う体制を整えておく必要があります。
避難所運営委員会が行うことは?
平常時
避難所運営の準備(避難所運営委員会ごとの避難所運営マニュアルの作成、訓練等)を行います。
- 避難所運営における役割分担の決定
- 施設の使用範囲・使用方法の決定
- 避難所生活のルールの決定
- 避難所開設・運営の訓練など
災害時
避難所の開設と運営を行います。
松戸市避難所開設・運営マニュアル
避難所の開設・運営には、避難者の協力が不可欠です。更に、避難所での生活が長期化する場合は避難者による自主的な避難所運営が求められます。
この度、避難所の開設・運営のポイント(受付の設置、新型コロナウイルス等感染症対策、施設の活用等)をまとめた避難所開設・運営マニュアルを作成しました。
避難所開設の手順や運営のポイントを確認し、災害時には協力して避難所開設・運営ができるようにしましょう。
避難所運営委員会でマニュアルを作成する際などにご活用ください。