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悲願のパラリンピック金メダル!車いすラグビー・羽賀理之選手が松戸市役所を訪問

更新日:2024年10月15日

松戸市長への表敬訪問(9月25日)

 2024年9月25日(水曜)、パリ2024パラリンピック車いすラグビー日本代表の羽賀 理之選手(松戸市立第三中学校・専修大学松戸高等学校卒)が、金メダルを携えて松戸市役所に凱旋しました。

市長・議長と羽賀選手夫妻

 妻でフリーアナウンサーの久下 真以子(くげ まいこ)さんとともに市役所を訪問した羽賀選手は、多くの市民や職員の出迎えを受け、本郷谷市長・杉山市議会議長から花束を受け取りました。

初の金メダルに輝いた車いすラグビー日本代表

 2016年のリオデジャネイロパラリンピック、2021年の東京2020パラリンピックでは、いずれも銅メダルだった車いすラグビー日本代表。迎えたパリ2024パラリンピックでは、鬼門だった準決勝で、世界ランク1位のオーストラリアを相手に延長戦の末、52対51の僅差で勝利し決勝に進出。世界ランク2位のアメリカを決勝戦で下し、見事金メダルを獲得しました。
 副キャプテンとしてチームに貢献した羽賀選手は、「今までだったら途中で精神的に崩れていたかもしれないけど、今回は自分たちのやってきたことを信じる気持ちのほうが強かった」と振り返ります。東京2020大会から大きく変わらないメンバーで挑んだことが功を奏したそうで、これまでの経験の積み重ねから、「最後まで勝利を信じ続けられた」と胸を張りました。
 本郷谷市長は「世界一を目指して、とてもいいチームを作り上げたと思う。チームワークが素晴らしかった」と称えました。杉山議長は「リアルタイムでテレビ観戦しましたが、車いすラグビーは本当に熱いスポーツですね」と当時の興奮をご本人に伝えました。

パリ2024大会の車いすラグビーの試合結果

羽賀選手のコメント

 パリに行く前に市役所を訪問したときも、「金メダルを持って帰ります」と言い切りましたが、半分はその自信があったからで、もう半分は自身を鼓舞するための言葉でした。実際に金メダルを持って帰ってくることができて嬉しいです。1点を争った準決勝は、皆さんの応援が1点をもぎ取る力になりました。応援ありがとうございました。

妻と子のために

 今回、初めて夫婦で松戸市を訪問してくれた羽賀選手。「妻と一緒にいるほうが、車いすを使う人を身近に感じてもらえるようで助かっています」と言います。一人では障害者として遠慮した扱いを受けることがあったそうですが、夫婦でいると、対等に話ができることに気づいてくれる人が多いそうです。「スポーツに限らず、夫婦で共生社会づくりの役に立てれば嬉しいです」と活動の場が広がっている実感を話してくれました。
 真以子さんとは東京2020大会後に結婚し、訪問時は妊娠10カ月。今後の目標として羽賀選手は「プレーする姿が子どもの記憶に残る年齢に育つまでは、選手として現役で頑張りたいです」と、公の場で初めてお子さんが産まれた後のキャリアの展望について話してくれました。

羽賀選手にインタビュー

試合に出場する際、監督から具体的な指示はありましたか?

今大会では、ラストピリオドに交代で出場して1プレイでゴールを決めるのが主な役割でした。スピードを重視して、前大会よりも体重を落として準備をしていました。

どの試合が一番印象に残っていますか?

やはり1点差で勝利した準決勝のオーストラリア戦ですね。過去の2大会はいずれも準決勝で敗れていたので、劇的な形で勝利できて本当に良かったです。

子どもたちにメッセージを

自分の目標に向かい続ければ、その目標はいつか手に届きます。一つの目標がダメになっても、その経験は無駄になりません。次の目標に向かって頑張ればいいと思います。

市民の皆さんへのメッセージを

金メダルを持って帰ることができて、とても嬉しいです。皆さんの応援のおかげです。機会があれば、ぜひメダルを触ってもらいたいと思います。

今後のキャリアはどのように考えていますか?

次回のロサンゼルス大会にも出場できれば嬉しいですが、それは招集する監督や協会が決めることなので。生まれてくる子どもの記憶に自分のプレーが残る年齢になるまではベストを尽くして、かっこいい姿を見せられる選手であり続けたいと思っています。

まつまつ

もうすぐパパになる羽賀選手のこれからの更なる活躍にも期待だね!みんなで応援しよう!

母校・専修大学松戸高等学校に凱旋(10月11日)

羽賀選手と後輩たちの記念撮影


 10月11日(金曜)に母校である専修大学松戸高等学校を訪れ、後輩の在校生たちで囲まれた校舎内の花道を、笑顔で凱旋パレードしました。
 生徒会長の田内(たうち)あかねさんが「金メダルおめでとうございます!私たちも先輩に負けないように頑張ります!!」と話して花束を渡すと、羽賀選手は「こんなに多くの方たちに出迎えて頂けて嬉しいし、皆さんに金メダルをお見せできて良かったです。せっかくの機会なので、たくさんメダルに触ってみてください。(自身が所属していた)野球部をはじめ、いつも皆さんの頑張りに元気をもらい、それがモチベーションになっています。本当にありがとうございます。」と笑顔で応えていました。

後輩たちから「羽賀先輩、お疲れ様でした&お帰りなさい!!」


 母校で後輩たちからの大歓迎を受けた羽賀選手は、「東京2020パラリンピックの後に来て以来、久しぶりに母校に帰ってきて、皆さんから想像以上の歓迎を受けられて本当に嬉しかったです。これまではリオ大会・東京大会での2つの銅メダルでしたが、今回のパリ大会でようやく念願の金メダルが取れて、皆さんに直接お見せすることができて良かったです。皆さんにこうして喜んでもらえることが僕の喜びです。」と笑顔で話してくれました。


金メダリストから後輩たちに向けたメッセージ

 羽賀選手は後輩たちに向けて「高校生の時は野球部で真剣に野球をやっていて、その後の交通事故で障害を負いましたが、障害を負ったことで2005年に車いすラグビーと出会い、それがチャンスとなって2010年から日本代表に選出され、その後3回もパラリンピックに出場して、パリ大会では金メダリストにもなりました。このように、何がチャンスになるかわかりませんので、皆さんも目の前のことを一生懸命頑張れば、きっとチャンスを掴めると思います。私自身、野球部で培ってきたこと、特にボールの扱いや練習への取り組み方・姿勢などが原点となり、今の自分につながっています。」と力強く語ってくれました。


富山理事長・五味校長をはじめ学校関係者との記念撮影

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