楽しみながら防災体験!松戸市総合防災訓練「防災フェア」を開催しました
更新日:2024年12月4日
令和6年11月9日(土曜)に、市立松戸高等学校で松戸市総合防災訓練を実施。今年は楽しみながら防災の体験ができる「防災フェア」も同時に開催しました。
大雨や大地震の発生により、全国各地で大きな被害が出ている中で、ひとりひとりに防災を身近に感じてもらうためのイベントで今年が初めての開催です。
会場となった市立松戸高等学校にはおよそ1,200人が来場したよ。
30以上ある展示・体験ブースは大盛況!
当日の様子の一部を紹介するね。
講話ブース
災害時の負傷者応急処置や、動物との同行避難、聴覚障害者者への災害情報の伝え方など、災害が起きた時に役立つ具体的な方法を専門家から学びます。
防災に必要な情報を伝える講話ブース
耳の聞こえない人には筆談やジェスチャーで災害の状況を伝えよう
覚えておきたい応急処置の実演
ペットと避難時にはぐれてしまっても、マイクロチップの情報で飼い主の元に帰れるんだね
体験ブース
地震や火災の被災体験や避難所生活の体験、消火器を使った救助体験など、災害時に直面するかもしれない状況を実際に体験することができます。
浸水被害を軽減する土のうを作ってみよう
自衛隊の入浴支援を足湯で体験
火災のARで消火活動中
災害時に役立つ!さらし1本で赤ちゃんをおぶってみよう
火災で煙がいっぱいの室内から脱出できるかな
消火器で炎をめがけて放射!
トイドローンの操縦体験。ドローンは人が入ることが難しい被災地で活躍
警察官になりきり体験
災害伝言ダイヤル171の体験
キッチンカーも出店
展示ブース
支援団体のブースでは被災地での支援活動の写真や、実際に支援活動で使用した設備を展示しました。
防災グッズのブースではサンプルを配布したり、備蓄食料の試食を行いました。
ブースを訪れた人は、過去の災害の状況を知ることと、災害支援設備や防災グッズを実際に見ることで防災への関心が高まっていました。
自衛隊の特殊車両はどれもかっこいい!
消防車の展示は小さい子どもたちに大人気
被災地支援者の宿泊場所として活用されるキャンピングカー
機動性を生かして被災地で活躍するレスキューバイク
被災地支援で使う飲料水。3トン入ります(約1000人分の1日に使用する飲料水に相当)
転倒防止金具の展示
ステージイベント
消防音楽隊の演奏と市立松戸高等学校の生徒によるパフォーマンスを行いました。
消防音楽隊の演奏
市立松戸高等学校の生徒による合唱
どの会場もたくさんの人が集まり、楽しみながら防災を体験していたよ。
参加者の声
参加者(小学4年生)
自衛隊の入浴支援設備で足湯を体験しました。テレビで被災地のお風呂の支援をしているところを見たことがあったので、本物があってびっくりしました。足湯は温かくて、被災地の人も嬉しかっただろうなと思いました。
参加者(6歳のお子さんの母親)
子どもが制服着用体験をしたくて参加しました。制服だけでなく、消防車やパトカー、自衛隊のバイクに乗れて子どもがとても喜びました。ブースで防災グッズをもらったり、たくさん防災の話を聞いたことで、家の備蓄品の状態が気になりました。帰ったら備蓄品を再確認してみます。
日頃から準備できることを確認し、備えておくことで災害から身を守ろうね!