松戸市出身の立松由宇選手が千葉ロッテマリーンズへ!
更新日:2024年12月25日
みんなの喜ぶ顔を見るために野球をやりたい
「ロッテでの背番号49番は“松戸さん”の年齢と一緒なんです」と応援キャラクター・松戸さんの話題を交えて笑いながら教えてくれたのは、2024年プロ野球ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから6位で指名を受けた松戸市出身の立松由宇(たてまつゆう)選手。社会人野球の名門・日本生命保険相互会社野球部に所属し、内野手兼捕手の左の強打者として活躍してきた立松選手は、社会人4年目にしてプロへと野球人生の舵を切りました。
立松由宇選手
はじまりは地元・松戸市での少年野球
立松選手の野球人生は小学1年生から始まります。松戸カージナルス(現・松戸KSカージナルス)・松戸中央ボーイズ・柏リトルシニアと、地元の野球チームでさまざまなポジションを経験した立松選手は「サッカーや剣道も習っていましたが、1番楽しかったのは野球でした」と当時を振り返ります。その後は立松選手が「人生で自分が成長するのに1番重要な存在」と話す双子の弟・峻(しゅん)さんと一緒に、金銭的負担が少なく文武両道で野球がしたいと、どちらも強豪野球部がある茨城県立藤代高等学校・立正大学へと進学しました。
就職することを考え、野球は大学で辞めようと思っていた立松選手を駆り立てたのも、ずっと同じチームで野球を続けた峻さんの存在。父親と今後のことを相談している時、けがに苦しみ野球を続けたくても続けられない峻さんを見て、「自分を見つめ直す時間をもらった」という立松選手は、社会人野球の世界に進むことを決めました。
社会人野球の世界に飛び込んで
社会人になって大きく変わったというのは、プレーに対する考え方。「チームのために何ができるか考えるようになってから、いい結果を残せる選手になれたと思います」という立松選手は、全国から集まった精鋭ぞろいの日本生命保険相互会社野球部で入社1年目から数々の試合に出場。3年目からはファーストを任され、「中軸を打たせてもらえる責任感で内容にこだわった打席が多くなりました」と打撃がさらに進化。社会人野球の4年間で着実に経験を積み、メンタルと技術面で大きな飛躍を見せました。
応援してくれる人たちの笑顔が見たい
そんな立松選手の野球人生は、今年10月24日のプロ野球ドラフト会議で一変します。千葉ロッテから指名を受けたものの、今後のキャリアや同社の練習環境の良さから入団の返事を保留。指名後の1週間、峻さんをはじめ家族や親しい人たちと話し、みんなからの後押しにプロへの気持ちが固まったという立松選手は「自分のためだけじゃなく、人の喜ぶ顔を見るために野球をやりたいと思いました。誰かを笑顔にできる職業なんて、限られた人にしかできない事なので」と、野球を続けてきた原点を思い出し、決意を新たに入団を決めました。
「野球をいろんな場所で経験してきて、こうしてまた縁のある千葉に戻って成長した姿を見せられることも、少年時代から大ファンだった千葉ロッテマリーンズでプレーできることも、プロ入りを決意した決め手の一つなので、今はすごく嬉しいです」と話し、自身の強みである強肩・強打をアピールして「まずは開幕1軍」と目標を掲げる立松選手。チームから求められる役割、ポジション、バッティングで自分がプロで生きていく道を模索しながら、チームに欠かせないピースとなる決意を熱く語ってくれました。
松戸から羽ばたき、プロ野球選手としてグラウンドに立つ立松選手の第2の野球人生が、今始まります。
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