中高生と赤ちゃんのふれあい体験について
更新日:2024年4月1日
松戸市では中高生が命の大切さを学び、将来親になるための準備として、小さな赤ちゃんと触れ合う体験を市内の中学校・高校と協力して実施しています。
体験の概要
市内の中学校や高校に、おおむね生後6か月から1才半までの乳幼児の親子を招いて中高生が赤ちゃんとふれあう体験をします。市内の子育て支援拠点(おやこDE広場、子育て支援センター)と連携して実施しています。
赤ちゃんを抱っこしたり、おもちゃで遊んだりしてふれあう他、保護者から、母子手帳やエコー写真などを見せてもらいながら妊娠中の様子や子育ての楽しさや大変さを聞きます。
中高生に命の大切さ、妊娠・出産・子育ての楽しみ、大変さ感じてもらうとともに、将来の児童虐待の防止や自己肯定感向上、ライフプランを考えるきっかけになる事業です。
体験は1グループ約7、8名の児童生徒と3、4組の親子が輪になり、座って行います。
コーディネーターとして専門スタッフが必ずグループに入り、体験をサポートします。専門スタッフが入ることで、生徒からの質問を促したり、赤ちゃんとのふれあいを安全に行うことができたりと、より充実した体験となるようにしています。
令和5年度のふれあい体験の様子
参加者の主な感想
生徒より
- 体験前は赤ちゃんと触れ合う機会がなかったのでイメージがつかなかったけれど、体験後に身近で触れ合って赤ちゃんはすごく好奇心が高いことがわかった。
- 赤ちゃんを抱っこしたとき「ママのところに戻りたい!」という気持ちが伝わってくるくらい私の腕を押していて、赤ちゃんでも結構力が強いんだなと思った。
- ただただ楽しいイメージしかなかったけど、実際お母さんの話を聞いたりあやしたりしてみて、とても大変なことがわかった。
- たった500g違うだけで、その後の体重や体の大きさに大きく関わるんだなと思った。私も生れたときこの子と同じくらいの大きさだったんだと感じた。
- 出産の際に1日や2日かかる人もいることを知り、命を授かることは本当に大変だし命がけなんだと痛感しました。
保護者より
- 子育てをしているとなかなか「人の役に立った」と思える機会が少ないので、ボランティアできてよかったです。また、たくさんかわいがって頂いてうれしい時間でした。
- 生徒さん達の一生懸命に話を聞こうとする姿勢、赤ちゃんと向き合おうとする姿を見ることができ、とても嬉しかったです。
- 生徒さん達に自分の経験した事をお伝えできて私自身についても見つめなおせたような気がしています。
- たくさんの高校生や大人に抱っこされて、温かい気持ちになれました。
令和5年度地域少子化対策重点推進事業について
松戸市では地域少子化対策重点推進交付金を活用して、下記のとおり「中高生と乳幼児のふれあい体験事業」を実施しております。
事業計画
令和5年度地域少子化対策重点推進事業実施計画書(市町村分)(PDF:249KB)
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