高校生と乳幼児のふれあい体験事業について
更新日:2024年12月26日
松戸市では高校生が命の大切さ、子育ての楽しさや大変さをを学び、自分の将来について考えるきっかけづくりと、将来的な虐待予防などを目的に、赤ちゃんと触れ合う体験を市内の高校と協力して実施しています。
体験の概要
市内の高校に、おおむね生後5か月(首がすわってから)から1歳半までの乳幼児の親子を招いて、高校生が赤ちゃん親子とふれあう体験をします。
市内の地域子育て支援拠点(おやこDE広場、ほっとるーむ、子育て支援センター)や、NPO法人などと連携して実施しています。
赤ちゃんを抱っこしたり、おもちゃで遊んだりしてふれあう他、保護者から母子健康手帳やエコー写真、アルバムなどを見せてもらいながら、妊娠中の様子や子育ての楽しさや大変さを学びます。
高校生に命の大切さ、妊娠・出産・子育ての楽しさ、大変さ感じてもらうとともに、将来の児童虐待の防止や自己肯定感向上、ライフプランを考えるきっかけになる事業です。
体験は1グループ約5名から6名の生徒と1組から4組の親子が輪になり、座って行います。コーディネーターとして必ずスタッフがグループに入り、体験をサポートします。スタッフが入ることで、生徒からの質問を促したり、赤ちゃんとのふれあいを安全に行うことができたりと、より充実した体験となるようにしています。
令和6年度のふれあい体験の様子
千葉県立松戸向陽高校 (実施日 6月18日、19日、20日)
千葉県立松戸六実高校 (実施日 10月29日)
松戸市立松戸高校 (実施日 11月18日)
千葉県立松戸南高校 (実施日 11月21日、22日、26日)
参加者の感想
生徒より
- 体験前は子育てに対して「忙しい」や「大変」というイメージが強く、子どもとの時間と家庭の両立が難しいと思っていました。しかし、保護者の方からお話を聞いて、もちろん大変なこともあるけど、それ以上に幸せと思うことが多いと知り、子育てのイメージを持つことができました。
- 赤ちゃんと普段接する機会がないので、何をしたらいいのかよくわかっていない中、優しく丁寧に「こうしたらいいよ」とアドバイスをもらいながら、抱っこなど貴重な体験ができました。アルバムや母子健康手帳など、普段見ることができないものを見せてもらい、全員が幸せそうに写っている写真を見て、見ている側も幸せな気持ちになりました。自分も母や父に写真を見せてもらおうと思いました。
- 最初は緊張や不安がたくさんあったけど、優しく話してくれたおかげで楽しみながら勉強ができ、良い経験になりました。保護者の方からのお話は楽しいことばかりでなく、大変なことや辛かったことも聞かせていただいて、すごく貴重な時間でした。
- 子育て中や、子育て前の準備についての知恵、学校では習うことができないことを教わることができてとても勉強になりました。将来にこの経験を生かしていきます。
保護者より
- 自分の妊娠から出産について改めて思い返し、こどもの可愛さを改めて実感できました。
- こどもが高校生と楽しそうに過ごす姿が見られました。今日の体験で高校生たちに何か学びがあったら嬉しいです。
- 高校生からいろいろ質問してもらい、子育ての楽しさや大変さを知ってもらえて良かったです。
- 高校生とふれあう機会はなかなかないので、こどもにとっても良い経験になったと思います。
- ゆっくり高校生とお話できたので良かったです。高校生の皆さんが今日の体験に向けて一生懸命準備してくださったことが嬉しかったです。
令和6年度地域少子化対策重点推進事業について
松戸市では地域少子化対策重点推進交付金を活用して、下記のとおり「高校生と乳幼児のふれあい体験事業」を実施しております。
事業計画
令和6年度地域少子化対策重点推進事業実施計画書(市町村分)(PDF:287KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。

