脳神経内科(神経内科)
更新日:2025年4月25日
脳神経内科からのお知らせ
当科は「完全紹介予約制」となっております。
ご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願いいたします。
当科への受診は、地域の医療機関等からの紹介状と事前の予約が必要となりますので、当院を初めて受診される方へをご覧になり、お越しくださいますようお願い申し上げます。
脳神経内科について
脳神経内科部長 西村 寿貴
脳梗塞などの血管障害、髄膜炎・脳炎などの神経感染症、多発性硬化症・重症筋無力症などの神経免疫疾患を代表とする急性期治療を中心に診療しております。一方、神経難病と呼ばれている神経変性疾患(パーキンソン病など)に対する的確な薬物療法とともに、在宅医療を必要とする疾患の場合には在宅医療に向けての準備・支援などの慢性期治療にも力を注いでいます。
受診案内(完全紹介予約制)
患者さまへお願い
慢性経過のアルツハイマー病を代表とする認知症疾患や脳梗塞後の慢性期継続通院に関しては、ご自宅近くの地域の医療機関に積極的に紹介させて頂いております。再び、専門的な検査や入院が必要となった場合には、地域の医療機関から当センターへ紹介を頂き、治療を行っております。
継続通院を希望される方が多いのですが、より重症度の高い多くの患者さまを診察できるよう、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
※脳神経内科 外来担当医表をご確認ください
紹介状をお持ちの患者さんの予約について
受付時間
月曜から金曜日(祝日・年末年始を除く)
午前8時30分から午後5時
電話:047-712-0685(地域連携室)
受診に関する関連リンク
主な診療
診療について
臨床神経学一般、すなわち、脳、脊髄、末梢神経、筋など神経系全般に関する疾患(外科的疾患を除く)の診断、治療、予防を行っています。
診療対象となる症状あるいは主訴
頭痛、めまい、失神、痙攣、意識障害、認知症、歩行障害、四肢の運動麻痺・萎縮、ふるえなどの不随意運動、筋緊張の異常、しびれなどの異常感覚や感覚の鈍麻、顔面の麻痺や痛み、言語(構音)障害、嚥下障害、視力障害、聴力障害、耳鳴り、排尿障害など
代表的な神経疾患
- 脳血管障害:特に脳梗塞、一過性脳虚血発作などの虚血性脳血管障害
- 髄膜炎・脳炎・脊髄炎などの神経感染症
- アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、シャイ・ドレーガー症候群、ハンチントン舞踏症、進行性筋ジストロフィーなどの変性疾患
- 多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症、多発筋炎などの免疫性疾患
- 頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など)、てんかん、めまいなどの機能性疾患
- 頚部脊椎症、三叉神経痛
- 糖尿病性ニューロパチー、顔面神経麻痺など
専門分野・特色
虚血性脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作)とともに免疫性神経疾患(多発性硬化症、重症筋無力症など)、神経変性疾患(パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)を中心に専門的診療を行っています。これらの神経疾患に対して詳細な神経学的診察(神経症候)に基づき、神経放射線学的・神経生理学的・神経心理学的手法などを用いて、的確な診断と病態の把握を行うように心掛けています。治療は他科との協力のもとに、薬物療法のみならず血漿交換療法、外科的手術、リハビリテーションなどを組み入れた最新の確立された治療を施行しています。
一方、日常診療において遭遇する頻度の高い症状、疾患(頭痛、めまい、しびれ)に対しても的確な診断のもと治療に工夫をこらし、患者さんに満足していただけるような診療に努めています。
片側顔面痙攣(攣縮)、眼瞼痙攣(攣縮)に対してはボツリヌス毒素を治療に応用したボツリヌス療法を行っております。
スタッフ紹介
西村 寿貴(部長 兼臨床心理室長、平成17年卒)
専門分野 | 臨床神経学 |
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資格 | 日本神経学会専門医・指導医 |
岩井 雄太(副部長 兼リハビリテーション科、平成18年卒)
専門分野 | 臨床神経学 |
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資格 | 日本神経学会専門医・指導医 |
神林 美羽(医員)
専門分野 | 臨床神経学 |
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籏原 昌志(医員)
専門分野 | 臨床神経学 |
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中谷 麻里菜(医員)
専門分野 | 臨床神経学 |
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櫻井 透(非常勤医)
病院広報誌に掲載中
お問い合わせ
松戸市立総合医療センター
千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512
