さまざまな特徴を持つ国際的なスポーツの祭典をご存知ですか?
更新日:2019年3月15日
オリンピックやパラリンピック以外にも、それぞれに特徴を持つ国際的なスポーツの祭典が行われています。
オリンピック(Olympic)
オリンピックは4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とし、夏季大会と冬季大会を行っています。
2012年にはロンドンで記念すべき第30回オリンピック競技大会が開催され、世界204の国・地域から選手が参加し26競技302種目が実施されました。
パラリンピック(Paralympic)
パラリンピックは、障がいのあるトップアスリートが出場できるスポーツの祭典です。4年に一度、オリンピック競技大会の終了後に同じ場所で開催されています。パラリンピックに出場するには国際パラリンピック委員会(IPC)の定める厳しい選考基準をクリアしなければなりません。回を重ねるごとに選手層が増し、大会レベルが高くなっており、アテネ大会では448の大会記録と304の世界記録が更新されています。
デフリンピック(Deaflympics)
「Deaf」は英語で耳が聞こえない人という意味です。オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会が2年ごとに交互に開催されます。第1回夏季大会は1924年にフランスで開かれました。競技ルールはオリンピックと同じルールですが、聞こえない選手のための視覚的保障がなされた競技環境があることがデフリンピックの特徴です。
スペシャルオリンピックス(Special Olympics)
スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスの競技会・大会では、参加したアスリート全員が表彰台に立ち、それぞれの成果を称える全員表彰があるのが特徴です。
