ウェブサイト閲覧中のニセの警告音に注意しましょう
更新日:2017年5月9日
全国の消費生活センターには、パソコンでサイトの閲覧中に、突然、警告音が鳴りだし「ウィルスに感染した」等という警告表示が表われたまま消えず、画面上の電話番号に連絡させるように仕向ける事例が寄せられいますので、ご注意ください。
1 相談事例からみる手口
- パソコンで動画を見ていたら、突然警告音が鳴り出し、止まらなくなった。パニック状態になり、画面に出ていた「対策する」という表示のあった電話番号に連絡してしまった。電話の相手が、1万円ほど払えば音を消してくれると言うので、仕方なくお願いし、クレジットカード番号を教えた。相手の指示に従いパソコンを操作した後、遠隔操作により警告音と画面は消えたが、不審である。
2 消費者へのアドバイス
- 音や画面表示が出ても、とにかく慌てず落ち着くことが大切です。
- 画面の連絡先に電話すると「警告音や画面を消すため」とウィルス対策ソフト等をインストールさせられ、料金を請求されることがあります。決して画面の連絡先に電話をしてはいけません。
- 警告音や画面を消す方法は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページが参考になります。
- 困ったときは、消費生活センターへ早めにご相談ください。
3 ご相談は消費生活センターへ
電話:047-365-6565(相談専用)
受付:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前8時30分から午後4時
