リサイクルするプラスチックの分別徹底のお願い
更新日:2023年10月17日
リサイクルするプラスチックに電子機器を入れないでください
日頃より、市民の皆様におかれましては、松戸市のごみの分別にご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
近年、リサイクルするプラスチックの再資源化工場におきまして、リチウムイオン電池等(バッテリー)の混入による発火・発煙事故等が報告されておりますが、事故は年々増加し平成29年度は56件、平成30年度は130件、令和元年度は301件とわずか2年で6倍近くの件数となっており、令和2年度から令和4年度にかけては各年で約290件と件数が多い状態が続いています。
松戸市では、リサイクルするプラスチックの品質の自主検査を継続して実施していますが、令和3年度と令和4年度の検査結果を比較したところ、リチウムイオン電池等の混入が前年比の約1.5倍に増えていることが確認されました。
プラスチックは石油製品であるため、小さなリチウムイオン電池等でも発火すると瞬く間に延焼してしまい、再資源化工場が全焼したケースもございます。また、処理業務を担っている作業員の生命を脅かす事態にもなりかねません。
発火・発煙事故の防止、作業員のけがの予防のため、引き続きごみの分別の徹底にご理解ご協力いただきたくお願い申し上げます。
医療用の注射器(インスリン等)や輸液パック等
ご家庭で使用された医療用の注射器(インスリン等)や輸液パック等の混入も見受けられ、こちらにつきましても作業員が注射針でけがをしたり、様々な感染症への罹患等の危険性が十分に考えられます。
作業員のけがや感染症予防のため、引き続きごみの分別の徹底にご理解ご協力いただきたくお願い申し上げます。
小型充電式電池が取り外せない電子機器(小型充電式電池内蔵製品)
電子たばこやモバイルバッテリーなどの小型充電式電池が取り外せない電子機器(小型充電式電池内蔵製品)は、「有害などのごみ」(30センチ未満)または「不燃ごみ」(30センチ以上50センチ未満)の日、もしくは小型家電回収ボックスに出していただきますようお願いいたします。
針のついた注射器・吸入器等
市では取扱しないため集積所には出せません。かかりつけの医療機関・医療系廃棄物取扱い薬局へ相談してください。
そのほかの分別
リサイクルするプラスチックのごみ分析の結果は下記の「内部リンク(リサイクルするプラスチックのごみ分析の結果)」をご参照願います。
以下の写真はごみ分析によって検出された大量の禁忌品(危険を伴う異物)です。
※写真の禁忌品(危険を伴う異物)は全量ではなく、一部です。
乾電池写真
リチウムイオン電池(電子タバコ)写真
リチウムイオン電池(モバイルバッテリー)写真
ライター写真
注射針、吸入器写真
医療系廃棄物(チューブ、透析パック等)写真
スプレー缶写真
刃物写真