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松戸市立第一中学校男子バレーボール部と河原塚中学校女子駅伝部が千葉県中学校新人体育大会で優勝!

更新日:2024年3月14日

 2023年11月に開催された千葉県中学校新人体育大会男子バレーボールの部で松戸市立第一中学校(以下、「松戸一中」)が、2024年2月に開催された同大会女子駅伝の部で松戸市立河原塚中学校(以下、「河原塚中」)が見事に優勝しました。今回は、松戸市予選会から1セットも奪われずに全試合完封勝利の松戸一中男子バレーボール部と、松戸市予選会・千葉県新人体育大会と見事な逆転劇で優勝を果たした河原塚中女子駅伝部を取り上げ、大会の様子や今後の意気込みについて、各校の選手や顧問の先生にインタビューしました。
※この記事の内容は2024年3月14日現在のものです。

【松戸市立第一中学校男子バレーボール部】

松戸一中男子バレーボール部の集合写真
松戸一中男子バレーボール部


決勝で気合を入れる選手たち
決勝戦で気合いを入れる松戸一中の選手たち

「2023年度千葉県中学校新人体育大会 男子バレーボールの部」結果

千葉県中学校新人体育大会 松戸市予選会〔10月14日(土曜)・15日(日曜)〕

予選Aリーグ:決勝トーナメント進出

1回戦:松戸一中 対 和名ケ谷中学校 【2対0】
2回戦:松戸一中 対 六実中学校 【2対0】

千葉県中学校新人体育大会 松戸市予選会

決勝トーナメント:優勝

準決勝:松戸一中 対 松戸第六中学校 【2対0】
決勝:松戸一中 対 常盤平中学校 【2対0】

千葉県中学校新人体育大会:優勝〔11月11日(土曜)・12日(日曜)〕

2回戦:松戸一中 対 行田中学校 【2対0】
3回戦:松戸一中 対 野田南部中学校 【2対0】
準々決勝:松戸一中 対 八千代松陰中学校 【2対0】
準決勝:松戸一中 対 船橋中学校 【2対0】
決勝:松戸一中 対 AEGIS(イージス) 【2対0】

選手たちの自主性と責任感が生んだチームの成長

 男子バレーボール部顧問の矢口 周(やぐち しゅう)先生は、自身も中学・高校・大学とバレーボール部の強豪校で活躍し、松戸一中男子バレー部の顧問に就任して今年度で5年目を迎えます。「体育館を使用できる曜日と練習時間が限られているので、練習はとにかく効率よく、短時間で質の高い練習ができるよう、メニューを決めています。」と矢口先生が話す通り、選手たちは練習でも高い集中力で、怪我を恐れず全力でハードなメニューを次々とこなしていきます。
 チームの指導方針を矢口先生に訪ねると、「練習方法や技術面で選手たちに伝えることは多いですが、私が最も大事にしているのは、挨拶やマナーなどの人としての“礼儀”の部分です。ただ単に試合で勝って強いと思われるのではなく、そういった礼儀の部分ができた上で試合にも勝つことで、初めて周りから『だから松戸一中は強いチームなんだ』と認めてもらえ、応援されるチーム・選手になると思っています。」と話してくれました。

 松戸一中では、独自にチームの「マインドマップ」を作成し、“全国大会に出場するために、自分たちに必要なものは何か?”をチームの皆で考え、体育館に掲示して一人ひとりの意識を共有しています。さらに、「プロ選手の動きを動画で見て学んでもいいし、好きな選手のプレーを真似してもいいので、とにかく自分で色んなことにチャレンジして、好きなバレーボールを楽しんでやってほしいです。監督から言われたことだけをやるのではなく、普段から責任感を持って自分たちでやるべき事を考え、自覚することが大事です。」と語ってくれました。

3年生の関東大会敗退の悔しさをバネに、守備力強化でチーム力アップへ

 今後の目標などについて、このチームのキーマンとなる部長と副部長の3人にインタビューしました。

部長:菅野 風雅(かんの ふうが)さん(2年生、レフト)

 「バレーボールの魅力は、仲間と一緒にボールをつなぎ、点が決まった時の嬉しさを共有できるところです。夏までのレギュラー6人のうち、自分を含めて4人が2年生だったので、経験も豊富でまだまだ成長できるチームだと思います。副部長の2人と声を出し合ってチームを引っ張り、目標である千葉県大会の3冠(秋、春、夏)と夏の全国大会出場に向けて、レシーブ練習に力を入れて守備力を強化したいです。」

副部長:深川 蒼太(ふかがわ そうた)さん(2年生、ライト)

 「小学1年生にバレーボールの体験会に行き、楽しさに惹かれてバレーボールを始めました。部活動以外でも、クラブチームで個々の技術を磨いている選手も多いです。自分の経験を活かし、部長を支えつつ、”頼れるエース”になれるよう副部長としてチームをまとめ、集中力と団結力をもって皆で日本一を目指します。」

副部長:田崎 舜也(たざき しゅんや)さん(2年生、レフト・ライト)

 「中学でバレーボールを始めましたが、副部長に任命され、”やってやる!”という気持ちで日々練習に励んでいます。千葉県大会で優勝した時は達成感がありましたが、まだまだ課題も多いので、今後は特にレシーブ力をもっと磨きたいです。矢口先生は的確な判断で色んなことを教えてくださるので、先生に言われたこと、自分たちで考えたことをしっかり練習して試合に挑み、日本一を目指します。」


 矢口先生に、部長と副部長の3人について指名理由と期待していることを伺うと、「菅野は小学生からバレーボールをやっていて経験豊富なので、部長として視野を広げてチームの強化に貢献してほしい。深川も経験豊富なので、部長を支えながらエースとしてチームを引っ張っていってほしい。田崎は周りに気配りができるしっかりとした性格なので、2人と共にチームを支えてほしい」と、話してくれました。


松戸一中の集合写真

 昨年の夏、関東大会で敗退しあと一歩のところで全国大会出場に届かなかった悔しさを忘れず、選手たちの“自主性”を尊重し、目標である夏の全国大会出場に向けて日々成長する松戸一中男子バレー部の活躍から、今後も目が離せません。

千葉県中学校新人体育大会で躍動する松戸一中の選手たち

【松戸市立河原塚中学校女子駅伝部】

松戸市立河原塚中学校駅伝部の集合写真
松戸市立河原塚中学校駅伝部

「2023年度千葉県中学校新人体育大会 女子駅伝の部」結果

千葉県中学校新人駅伝 松戸市予選会〔1月26日(金曜)〕:優勝

総合タイム:41分35秒

1区(3.14km):遠藤 麻央【11分15秒:優秀選手賞(区間4位)】
2区(2.09km):古賀 愛梨【 7分35秒:優秀選手賞(区間2位)】
3区(2.09km):池田 雪乃【 7分41秒:区間賞】
4区(2.09km):門田 美音【 7分36秒:区間賞】
5区(2.09km):若月 一華【 7分28秒:区間賞】

千葉県中学校新人駅伝〔2月10日(土曜)〕:優勝

総合タイム:40分14秒

1区(3.14km):遠藤 麻央【10分51秒:区間7位】通過順位:7位
2区(2.09km):古賀 愛梨【 7分20秒:区間7位】通過順位:8位
3区(2.09km):若月 一華【 7分19秒:区間賞】通過順位:2位
4区(2.09km):門田 美音【 7分12秒:区間賞】通過順位:1位
5区(2.09km):池田 雪乃【 7分32秒:区間6位】通過順位:1位

千葉県中学校新人駅伝の優勝で得た貴重な経験と確かな手応え

 駅伝部顧問の久冨 哲也(ひさとみ てつや)先生は、今年度から河原塚中駅伝部の顧問に就任しました。「駅伝部には、兼部の子もいて、バスケットボール部の部長をはじめ、他の部活の主力もいるため、練習が被らないよう日程調整をするだけでなく、とにかくケガのないよう、選手たちの身体のケアを重視し、疲労の管理や練習の強さなどを見極めてメニューを決めています。」と自身の中学・高校・大学での長距離走と駅伝の経験を活かしつつ、久冨先生は練習メニューを工夫しながら指導しています。

 新チームの特徴について、久冨先生は「今年のチームは選手層が厚く、誰がどこの区間を走っても自分の役割をこなしてくれます。(兼部の事情で)常にメンバーが揃って練習することが難しい中でも、普段から各自が自覚をもって練習に取り組んでいるので、大会でもいい走りができたのではないかと思います。」と話してくれました。
 さらに、激戦の千葉県中学校新人駅伝での勝因を伺うと、「1区と2区にエース級を並べるチームが多い中で、4区が勝負になると思ったので、うちはエースの門田を4区に置き、そこで逆転するという作戦通りの展開になりました。」と語ってくれました。選手たちに久冨先生について尋ねると、「久冨先生はいつも選手たちのことを思って気遣ってくれるし、私たちに合った練習メニューも考えてくれます。」と笑顔で話してくれました。こうした普段からの先生と選手との良好な信頼関係が、”優勝”できた一番の要因なのかもしれません。



全国大会出場を目指して河原塚中学校に新たな歴史を刻む!

今後の目標などについて、千葉県中学校新人駅伝で1区から5区を走った5人にインタビューしました。

【1区】遠藤 麻央(えんどう まお)さん:2年

 「(河原塚中学校駅伝部の雰囲気について)とても明るくて、1つの目標に向けて『皆で頑張ろう!』という一致団結した雰囲気があります。私はバスケットボール部で部長を務めており(ポジションはFW)、兼部で両方の部活にチャレンジしていることにやりがいを感じています。今後は自己ベストを更新できるよう、それぞれの部活を両立して日々の練習を頑張ります。」

【2区】古賀 愛梨(こが あいり)さん:1年

 「(1年生で2区を任されたことについて)最初は緊張しましたが、先輩たちが優しく励ましてくれるので、次第に自分の走りができるようになりました。タイムが悪い時でも、先輩たちがいつも近くで声をかけてくれるので、本当に頼もしいです。松戸市予選会、千葉県中学校新人駅伝と、大会を通じてタイムも伸びてきているので、バスケットボール部と兼部で頑張りつつ、次の大会では自己ベストの7分10秒台を目指します。」

【3区】若月 一華(わかつき いちか)さん:2年

 「(千葉県では3区を、松戸市予選会では5区を任されたことについて)5区を任された時は、皆の思いが詰まった襷を引き継ぐので、とにかくいい順位のままゴールできるよう責任感があります。3区の時は、逆に思いを託す側になるので、後ろの2人が困らないような走りを心掛けています。今回の優勝で自信がついたので、今後は”千葉県中学校通信陸上”と”千葉県総合体育大会”に出場して、1500mを4分50秒台で走れるよう頑張ります。」

【4区】門田 美音(かどた みお)さん:2年

 「(駅伝部に入部した理由について)小学生の頃から走るのが大好きで、特に長距離が得意だったので、中学校では駅伝部で自分の力を試してみたいと思い、入部しました。キャプテンは久冨先生からの指名でしたが、今では責任感をもって(兼部の子たちもいるので)なるべく皆と密にコミュニケーションを取るよう心掛け、オンとオフをうまく切り替えながら練習に励んでいます。今後の目標はチームの全国大会出場ですが、そのためにまず一人ひとりが自己ベストを更新できるよう練習し、個人的には1500mを4分38秒で走れるよう頑張ります。」

【5区】池田 雪乃(いけだ ゆきの)さん:2年

 「(アンカーの5区を任されたことについて)初めは不安でしたが、皆がいい走りをして、いい順位で襷をつないでくれるので、任された所でしっかり自分の走りができるよう、気持ちを切り替えて挑みました。千葉県中学校新人駅伝の時に5区を任され1位でゴールした瞬間は、”これまでの皆の努力が報われた”という喜びでいっぱいでした。今後はトラックシーズンになるので、自分が出場予定の800mで優勝し、9月の駅伝にいい流れで臨めるように日々の練習を頑張ります。」


大会での河原塚中学校駅伝部の集合写真

ミサンガがつなぐ河原塚中駅伝部の団結力で、さらなる高みへ!

 兼部の選手もいてなかなか全員が揃って練習する時間が少ない中、自分たちの力をさらに高めるために、部活動以外に地域のクラブチームでも、日々練習に励んでいます。
 周囲から「しっかりしていて、とても頼りがいのあるキャプテン」と評される部長の門田さんは、「次は追われる立場になるのでプレッシャーもありますが、各自がレベルアップすれば絶対に全国大会へ出場できる!」と、すでに次の大会を見据えています。
 さらに門田さんは、「駅伝は団結力が大事なので、大会前に皆にお揃いのミサンガを作って、それをつけて挑みました。」と笑顔でミサンガを見せてくれました。千葉県中学校新人駅伝の優勝に満足することなく、頼れるエースのキャプテンと経験豊富な2年生、次期エース候補の1年生がつなぐ河原塚中学校駅伝部の未来の襷に、期待は膨らむばかりです。


ガッツポーズする男女駅伝部の集合写真

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