このページの先頭です
このページの本文へ移動

【甲子園2023】専修大学松戸高等学校が全国高等学校野球選手権初のベスト16進出 ! !

更新日:2023年8月23日

夢と感動をありがとう!新たな歴史を刻んだ専松野球部!!

校歌斉唱する専松ナイン
初戦に勝利して校歌斉唱する選手たち(写真提供=朝日新聞社)


 令和5年8月16日(水曜)に、阪神甲子園球場で行われた第105回全国高等学校野球選手権記念大会3回戦で、専修大学松戸高等学校が土浦日本大学高等学校(茨城県)と対戦し、6対10で惜しくも敗れました。春・夏連続のベスト8進出とはならなかったものの、夏の甲子園でのベスト16進出は、同校に新たな歴史を刻みました。
 この試合は大雨の影響で東海道新幹線が長時間運転見合わせとなり、同校の吹奏楽部、チアリーディング部などの応援団が試合に間に合いませんでした(同校応援団は、8時台に出発予定だった東京駅を15時頃に出発し、新大阪駅に到着したのは試合終了後の20時30分頃でした)。

 そうした中でも、一塁側アルプススタンドの一部の生徒たちは、新幹線の車中で試合を見守る皆の分まで声をからして、甲子園で躍動する選手たちに声援を送り続けました。いつもと違う雰囲気の中でも奮闘する同校の選手たちに、球場全体が専修大学松戸高等学校を後押しするような声援や手拍子が響く感動的な場面も多くありました。
 「また応援団に自分たちの試合を応援してほしい」と意気込んだ選手たちの全力プレーや野球を楽しむ姿勢、最後まで諦めない姿は、松戸市民のみならず、試合を観ている人たちに夢と感動を与えてくれたと思います。1・2年生の新チームは、すぐに始まる秋季千葉県大会に向けて、すでに始動しています。本大会での経験を財産に、同校の今後のさらなる活躍に期待しましょう!

専修大学松戸高等学校野球部が学校へ到着!

 甲子園での激闘を終え、同校野球部の選手たちが8月2日の出発式以来となる、学校に帰ってきました。選手たちを一目見ようと、多くの保護者や専修大学松戸幼稚園の園児、在校生たちが学校に訪れ、学校にバスが到着すると、大きな拍手と同校校歌の大合唱で出迎えました。選手たちは疲れも見せず、出迎えた人たちに笑顔で応えていました。



お出迎え式での学校関係者のコメント

富山(とみやま) 尚徳(ひさのり) 理事長から野球部員への挨拶

 選手の皆さん、千葉県内での公式戦20連勝、夏の選手権ベスト16進出、千葉県の代表校として節目の100勝目、本当におめでとうございます。そして千葉県民の皆さん、松戸市民の皆さん、長い間の応援、誠にありがとうございました。3回戦の応援に、私たちは東京駅から新大阪駅まで14時間かけて向かいました。野球部の皆さんがこれまでの練習と努力の成果を発揮している甲子園球場に台風の影響で辿り着けず、誠に申し訳なく思っております。しかし、皆さんは持丸監督をはじめとした指導者の下で磨いた野球の技術、人間力、精神力は圧巻であり、見事でした。私たちは皆さんの健闘を称え、最後の最後まで粘り強く頑張ってくれたことを誇りに思います。この20連勝を受け継ぐ1・2年生は、3年生に野球を教えてもらいながら、しっかりと吸収していってください。また、現地で応援した6名の野球部員の声援は、選手の力になりました。甲子園球場で最後まで必死にしたあの応援は何にも代えがたいものがありましたし、皆さんが持丸監督を中心とした一致団結したチームであることを示してくれたと思います。まだこれからの人生は長いので、一歩一歩ゆっくりと頑張ってください。本当に、ありがとう!

五味(ごみ) (ひかる)校長先生から野球部員への挨拶

 努力をしてもなかなか辿り着くことができない甲子園に、春・夏連続出場を決め、本当に素晴らしかったと思います。千葉県勢としては“100勝”という節目の1勝を皆さんで挙げましたし、千葉県では37年ぶりとなる、秋・春・夏と無敗の状態で甲子園に臨んだ皆さんの姿を見ていて、本当に誇らしく、嬉しく思いました。2回戦では、物凄い数の在校生、卒業生、保護者、学校関係者が甲子園で応援してくれました。系列高校の校長先生から連絡を頂き、「なぜ初出場でもないのに、あんなにアルプススタンドに応援してくれる人が集まるの?」と聞かれました。私からは一言、「母校愛が強いから」この一言で返事をさせてもらいました。皆の事をこれだけの人たちが楽しみにして、声援を送っていたことは間違いないです。私たちは応援団と同じく20時半頃に新大阪駅に着いて、試合中に甲子園まで辿り着くことはできませんでした。しかし、今度もまた、球場の方々が皆さんのために拍手をしていたという連絡をたくさんもらいました。これは、皆さんのひたむきなプレーが甲子園の一般の観客皆さんの心を動かした証拠だと思います。本当に、胸を張って帰ってきてくれていいと思います。3年生の姿は、間違いなく1・2年生、そしてこれから本校に入学してくる中学生たちに大きなものを残してくれたと思います。最後に、専修大学松戸高等学校で野球をやることを選んでくれて、本当にありがとうございました。

持丸 修一監督から応援してくれた皆さんへの挨拶

 松戸の皆さん、そして在校生、先生方、本当にありがとうございました。3回戦で、応援団が甲子園に辿り着けなかったとありましたが、現地で応援できたメンバーたちだけでなく、スタンド全体が応援団に代わって我々を応援してくれました。50年以上野球をやっていますが、あんな光景は初めて観ました。それから、2回戦の時に大勢のアルプススタンドが真四角の緑一色に見え、とても誇らしく思いました。本当にありがとうございました。最後に、選手の皆さんは、自分の力以上に、何事も全力でプレーしてくれました。本当に嬉しく思います。結果は結果ですが、皆にはまだまだ長い人生がありますし、きっと頑張ってくれると思いますので、今後もよろしくお願いします。

野球部保護者会 会長・平野 勝広(かつひろ)さんから野球部員へ

 負けてはしまいましたが、これは一生懸命頑張った結果ですので、選手たちに今は素直に”お疲れさま”と言ってあげたいです。応援団が辿り着けなかったことについては、違う意味で盛り上がれた応援だったと思いますし、新幹線の中で皆さんが応援してくれていると信じて我々も応援していました。本当に応援団の皆さんには感謝しております。今年のチームの良さは全員で勝ち上がっていく、最後まで諦めないという粘り強さと仲の良さでした。秋の大会を勝ち抜いて、大きく成長できたチームだと思います。1・2年生にも、その代の良さを自分たちで見つけて、力にしてもらえたらいいと思います。

野球部員の甲子園での感想と後輩へのメッセージ

集合写真
学校に到着後の3年生の野球部員たち(1列目の中央は富山理事長)

大森准弥(じゅんや) 主将【1番・サード】:3年

応援してくれた皆さんへ

 これまでたくさんの応援、ありがとうございました。応援してくれる方々がいたので、夏の甲子園も出場し、1勝することができました。最後の試合では、甲子園球場に来られない中でも皆さんが応援してくれていると信じて、また、自分たちがもう1回勝って、もう1度試合を見せたいという思いで戦いましたが、負けてしまいました。しかし、甲子園球場が一体となったあの声援は、決して忘れません。1・2年生はまた秋季大会に向けて頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します。

持丸監督へ

 監督には、野球のことはもちろん、社会人になっても大切な事をたくさん教えて頂きました。監督さんはよく、「“感謝”という言葉は、本当に感謝する時にしか使わない」と言いますが、自分たちは監督に本当に感謝しています。監督の下で、専修大学松戸高校で野球ができて、本当に良かったと思っています。監督さんに夏の甲子園で2勝目をプレゼントできなかったことは心残りですが、それは1・2年生に託して頑張ってもらいます。本当にありがとうございました。

大森主将にとって、”甲子園”とは

 甲子園は今まで野球をやってきた中で、一番楽しかったと思える最高の場所でした。2つ上の先輩や春のセンバツでも甲子園に出場しましたが、3年生の夏の甲子園は“最後の夏”ということで負けたら終わりという緊張感がある中で野球を楽しめる、全く別のものでした。キャプテンから見た専修大学松戸高校は、個性が強くて、チームの皆が本当に野球を楽しんでいて、笑顔が絶えないチームだなと思います。

後輩へのメッセージ

 試合終了の瞬間は、負けたことともうこのメンバーで野球ができないという悔しさでいっぱいでした。1・2年生にも、(特に最初は)苦しい時や辛い時が必ずあると思いますが、絶対に気持ちを折らずに、明るく前向きに色んな物事に対して向き合って欲しいです。

宮尾 日向(ひゅうが) 選手【9番・セカンド】(河原塚中学校出身):3年

宮尾選手にとっての”甲子園”とは

 千葉県大会も含めて春と夏の甲子園で一番違うなと思ったのが、“負けたら終わり”という1球に対する緊張感や重みが違うと感じました。甲子園はやっぱり“聖地”でした。球場に立っていられるだけで楽しくて、このために野球をやってきたんだと感じましたし、あの球場で春・夏合わせて5回も野球ができて、自分は本当に幸せでした。

後輩へのメッセージ

 自分たちが粘り強いチームになれたのは、(最後の夏の大会に準決勝で負けてしまった後)1つ上の代の先輩たちが引退後でも毎日グランドに来て僕たちの練習をサポートしてくれて、そのおかげで自分たちの代は勝てたと思っているので、次は自分たちがしてもらった恩をいい伝統として1・2年生に引き継いでいけるように、サポートしていって、一緒にいいチームを作っていきたいです。

上迫田(かみさこだ) 優介 選手【7番・レフト】(小金中学校出身):3年

上迫田選手にとっての”甲子園”とは

 甲子園は、自分の人生を変えてくれた、それぐらい大きな場所でした。夏の甲子園は、春のセンバツとは違って、相手も最後かもしれないと全力で来ますし、試合の勢いや執念が違う中で勝つ喜びというものが、春よりも大きかったです。そんな中でも、いつも通りのプレーはしっかりとできました。

後輩へのメッセージ

 自分たちのチームは、“元気の良さ”がナンバー1で、胸を張って自慢できる部分でした。上下関係というよりは、一つの目標に向かって、下の代とも意識的に仲良く戦ってきました。1・2年生には、自分1人のプレーだけじゃなくて、全員でカバーし合って、チーム力で勝てるチームになって欲しいです。

広川 陽大(ひなた) 選手【5番・ファースト】(和名ケ谷中学校出身):3年

広川選手にとっての”甲子園”とは

 甲子園は他の球場とは雰囲気も全然違うし、自分の力以上のものが出せて、とにかく野球をやっていて1番楽しい場所でした。春のセンバツと夏の甲子園の違いとして、3年生にとっては夏が最後の大会なので、負けていても諦めない気持ちだったり、ファーストを守っていても、相手がヒットを打って1塁に来た時の迫力が全然違いました。

後輩へのメッセージ

 このチームは、全員が楽しく野球をやっていて、どんな時でも笑顔で最後まで諦めないプレーをするような、最後の最後まで粘り強いチームだったなと思います。1つ上の先輩たちがいなかったらここまで自分たちは成長できていなかったですし、本当に先輩たちに感謝しています。1・2年生には、自分たち3年生の結果を超えて欲しいですし、これまでも自分たちのチームにも力を分けてくれた選手たちがたくさんいるので、その選手たちが中心になって、また1から強いチームを作り上げて欲しいと思います。

野球部応援団団長・村上奏太(そうた)選手:2年

団長から見た甲子園は?

 3年生たちは夏の全国高校野球選手権の優勝を目指していたので、ベスト16という結果になってしまったのは悔しいですが、バントをしっかり決めることや守備もきちんとできていて、一人ひとりがしっかり自分の仕事をしてこれまで練習してきたことは試合でしっかりと出せていましたし、今は感謝の気持ちが大きいです。

新幹線内での応援について

 試合の様子は各自がそれぞれ通路で観ていましたが、最終回は皆で一つの携帯で観ていました。アルプススタンドの応援は、自分が応援団長なのに行けなかった中、チームに帯同していたベンチ外のメンバーが一生懸命声を出していたのを後からテレビで観て、「ありがとう」という気持ちと会場全体が後押ししてくれたことに感動しました。

新チームについて

 これまでのチームの強みは、粘り強さと試合に負けていても終盤に巻き返せる所だったので、新チームになっても引き継いでいきたいです。また、3年生が春のセンバツでベスト8、夏の選手権でベスト16という結果を残してくれたので、粘り強さを継承しつつ、これから見つかる多くの課題に対して変えるべき所は変えてその結果を超えられるよう、頑張っていきたいです。

北川 詩温(しおん)さん【マネージャー】:3年

北川さんにとっての甲子園での印象について

 1人で5回も甲子園のベンチに入れて本当にすごくいい経験をさせてもらいました。このチームは、毎試合ヒーローが変わるので、それを毎回近くで見られるのはとても誇らしく、この野球部でマネージャーになって良かったです。皆が活躍をするのを見るのが、毎試合楽しみでした。甲子園は選手の雰囲気も変わりますし、他球場とは違う熱気や“負けたら終わり”という、死ぬ気で戦っている様子を見て、感慨深いものがありました。

マネージャーになろうと思ったきっかけは?

 3歳年上の姉が違う学校で野球部のマネージャーをしていたのですが、部活で毎日どんなに夜遅く家に帰って来ても、本当に楽しそうに野球の話をしていて、「姉のように私も野球部のマネージャーを絶対にやろう」と中学生の時から決めていました。特に、専修大学松戸高校の野球部は道具の並べ方1つ見てもとても綺麗で上品でしたし、そういった事にも気を使える選手たちの人間性にも惹かれ、同校でマネージャーをする決心をしました。

(記録員として)9回の攻撃での3アウト目のスコアをつけた時の気持ちは?

 最後の打者・吉田選手のアウトになった時のスコアブックには、まだ何も書いていません。理由はここで終わりじゃなくて、吉田もここからまた違うステージで頑張ってほしいので、スコアはまだつけてないです。

マネージャーをしていて良かったと思うことは?

 マネージャーをしていて本当に良かったと思う事はたくさんありました。その中でも特に良かった事は、色んな人に“おめでとう”という言葉を頂けて、応援してもらえるのが本当に嬉しくて、マネージャーではあるのですが、1人の部員として選手と同じように仲間に入れてもらえた事がすごく幸せでした。

関連リンク

【甲子園2023】専修大学松戸高等学校が初戦(2回戦)で勝利!アルプススタンドからのメッセージを紹介

専修大学松戸高等学校の選手たちが甲子園への抱負を語ってくれました(壮行会、松戸市表敬訪問、出発式)

専修大学松戸高等学校が2年ぶり3回目の甲子園出場!

夏の高校野球開幕直前!4校を甲子園に導いた名将の素顔に迫る

専修大学松戸高等学校が春のセンバツ2勝目で初のベスト8進出!!

専修大学松戸高等学校が念願の春のセンバツ初勝利!!

専修大学松戸高等学校が2回目の春のセンバツ出場へ

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。専修大学松戸高等学校(外部リンク)

お問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 シティプロモーション担当室

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7320 FAX:047-362-6162

本文ここまで

サブナビゲーションここから

2023年度の「まつまど」

お気に入り

編集

よくある質問FAQ

情報が見つからないときは

English(英語)

中文(中国語)

한국 (韓国語)

Tiếng Việt (ベトナム語)

Español (スペイン語)

Português (ポルトガル語)

サブナビゲーションここまで