女性が誰でも参加できる「野の花カフェ」で心安らぐひとときを

　「野の花カフェ」は、心を休めてゆっくりお茶を飲んだり、参加者と交流したりできる女性のための居場所です。毎月1回、男女共同参画センターゆうまつど（松戸駅西口から徒歩5分）で開催しています（申し込み不要・参加無料）。幅広くさまざまな状況の人が参加できるように、開催の時間を平日の午前・午後・夜、日曜と4パターン設けています。

　コロナ禍での行動制限や雇用状況などにより孤独や孤立を抱えた女性同士のつながりや居場所の提供のため、令和5年5月から開催しています。1人でも誰かと一緒でも、子どもがいてもいなくても、パートナーの有無や年齢に関わらず女性なら誰でも参加できます。
　ワークショップに参加したり、参加者同士でおしゃべりしたり、過ごし方は自由。開催時間内ならいつでも出入りできるので、都合の良い時間だけ来て過ごすこともできます。困りごとや悩みをスタッフに相談することもでき、必要に応じて相談機関などを紹介してもらえます。会場内には子育て支援員や保育士がいるキッズスペースもあるので、子どもを見てもらいながら自分の時間を過ごせます。
　野の花カフェは、毎月開催時間やお楽しみ企画を変えて開催しています。詳細は野の花カフェであなたの時間を過ごしませんかをご覧ください。

　「昼間なかなかゆっくりする時間がない」「夜の方が出かけやすい」という女性も利用できるように、3月の「野の花カフェ」は18時スタート。今回で3度目となる夜の開催日です。
　初めて参加する人も多く、1人で来る人や子どもと一緒に来る人など、計15人の女性がゆうまつどで思い思いの時間を過ごしました。

　3月のお楽しみ企画は、カラフルな揺れるパーツを付けた「ベネチアンガラスのバッグチャーム」作り。ワークショップでは先生が工具の使い方や作り方のコツなどを丁寧に教えてくれるので、安心して参加できます。作業しながらおしゃべりする人も制作に没頭する人も、人それぞれ。

　初めて使う道具や細かい作業に苦戦しましたが、周りにいた人たちと楽しい時間を過ごしながら思い思いのオリジナルチャームが完成。

　野の花カフェではお楽しみ企画の他に、「シングルマザー交流会（要申込）」を開催する月もあります。

　保育士や子育て支援員が2人常駐し、子どもを見守ってもらえるキッズスペースがあります（予約不要）。各テーブルには塗り絵や折り紙なども用意され、お母さんの目の届く場所で子どもたちが自由に遊べるので、安心して過ごせます。

　男女共同参画センターゆうまつどは、男女共同参画・ジェンダー平等を推進する拠点として設置された市の施設で、野の花カフェをはじめ、各種講座・講演会やイベントなどを実施しています。
　また、仕事と家庭の両立をしながらの仕事探しや再就職を目指す女性の相談窓口「まつど女性就労・両立支援相談」の他、自分の性格や生き方、パートナーや家族との関係、職場や身近な人間関係などで悩んでいる人が専門のカウンセラーに相談できる「ゆうまつどこころの相談」など、多岐にわたる支援を行っています。
　館内には、図書の閲覧や貸し出しを行う「情報ライブラリー」、「おやこDE広場ゆうまつど」などもあり、市民活動などができる部屋の貸出（有料）もしています。詳細は男女共同参画センターゆうまつどをご覧ください。

9時から21時

• 毎月末日
• 年末年始（12月28日から1月3日まで）

※臨時休館することがあります。

〒271-0091　松戸市本町14番の10（JR・新京成線松戸駅西口から徒歩5分）
※駐車場はありません（駐輪場あり）。