ワールドカップで初優勝!松戸市在住のBMXプロライダー佐々木元選手
更新日:2022年12月9日
松戸市在住でBMXのプロライダー佐々木元選手(鎌ケ谷巧業所属)、FISEワールドカップでの優勝おめでとうございます!!
今回佐々木選手が出場したフリースタイル・フラットランドという種目は、2024年パリオリンピックで正式種目に採用される可能性があり、今から大注目です!
握手を交わす本郷谷市長と佐々木選手
笑顔で試合当時を振り返る佐々木選手
中国・成都市で開催されたFISEワールドカップのフリースタイル・フラットランドの種目で見事初優勝を決めた佐々木選手が、優勝報告に来庁されました。
BMXフリースタイルとは、ジャンプやトリックなどの技を争う競技。FISEワールドカップに何度も出場し、2位を3回、3位を4回経験している佐々木選手は、「どうしても勝ちたかったので、とてもうれしかったです」と白い歯をのぞかせました。
平らな地面で、重さ約10キログラムの自転車を操って技を競うこの競技。フリースタイルの中でも種目が分かれますが、佐々木選手が出場するフラットランドは平らな地面でバランスを取るなどして、技の難易度や独創性を競います。ゆったりとした動きやタイヤを足でけるグライド、片輪走行を維持しながらペダルの足を載せ替えるスイッチなど様々な技を繰り返します。足や体が地面につかない「フルメイク」を達成させなければ減点。「BMXでは、技の技術力に加え、試合を組み立てる発想力や状況の判断力も必要なんです」と佐々木選手は語ってくれました。フィギュアスケートのスピンの要素を取り入れたという「モトスピン」は、バランスが取りづらくどの選手もまねのできない、自転車を自分の体の一部として扱う佐々木選手オリジナルの技。その技も組み込んで挑んだ今回の大会では、フルメイクを達成し自己ベストの91.75点で優勝。普段の並々ならぬ努力の成果といえます。
フラットランドは2024年のパリオリンピックでの正式種目として採用される可能性があり、佐々木さんも優勝を目指します。「誰にも負けない技を考えます。新しい技を100回でも200回でも練習して、初めて成功する瞬間が好きなんです」とさらなる飛躍に向けて意気込みを語ってくれました。
今から大注目のこの種目。佐々木選手がオリンピックで大活躍する姿を期待しています!
佐々木選手は広報まつどで紹介したこともあります!(2016年1月15日号12面)
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