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村竹ラシッド選手が東京2025世界陸上で5位入賞!パブリックビューイングで松戸から声援を送りました

更新日:2025年10月1日

パブリックビューイングに来場した皆さんの写真

9月13日(土曜)から21日(日曜)の9日間、国立競技場で東京2025世界陸上競技選手権大会が開催されました。
松戸市出身の村竹ラシッド選手が出場する男子110mハードルの準決勝と決勝のパブリックビューイングを、9月16日(火曜)に母校である松戸市立第一中学校で開催!
平日の夜にも関わらずたくさんの人が集まり、みんなで松戸市から村竹ラシッド選手へ熱い声援を送りました。

村竹ラシッド選手プロフィール


村竹ラシッド選手

経歴

  • 松戸市立相模台小学校 卒業
  • 松戸市立第一中学校 卒業
  • 千葉県立松戸国際高等学校 卒業
  • 順天堂大学 卒業
  • 日本航空株式会社 所属(2024年4月から)

主な成績(男子110mハードル)

  • 世界陸上競技選手権大会オレゴン2022出場
  • 第108回日本陸上選手権 優勝
  • パリ2024オリンピック 日本選手として初めて決勝に進出し5位入賞
  • 2025年アジア陸上競技選手権大会 金メダル
  • Athlete Night Games in FUKUI 2025 自身の日本記録を更新し12秒92の日本新記録を樹立。世界記録へ0秒12差、日本人初の12秒台に到達

まつまつの画像

世界陸上の東京開催は34年ぶり!約300人が村竹選手を応援するために集まりました!

開場から高まる期待感

松戸市出身の村竹ラシッド選手が世界の頂点に挑む大舞台とあって、20時の開場から続々と人が集まりはじめ、会場には幅広い世代の人たち約300人が応援に駆けつけました。
配布された応援グッズのバルーンやうちわを手に取りながらレースを心待ちにする姿が見られ、開始前から会場は期待と熱気に包まれました。

レース開始とともに会場のボルテージは最高潮に

20時40分 準決勝

レース時間が近づくと、壇上に設置された大型スクリーンへ皆さんの注目が集まります。
村竹選手の名前がアナウンスされると大きな声援が起こり、バルーンを叩く音や「頑張れ!」という大勢の声援が飛び交いました。

会場内を沸かせるのは、毎回村竹選手が競技前に行う大人気漫画キャラクターのポーズパフォーマンス。
子どもたちが村竹選手のポーズを真似て盛り上がる姿も。

村竹選手はスタートすると中盤から徐々に加速し、トップとほぼ横並びの組2着でゴール。全体3位の13秒17のタイムで決勝に進出!
決勝進出が決まった瞬間、パブリックビューイング会場も国立競技場さながらの大歓声に包まれました。

22時20分 決勝

スタート前の緊張感が伝わってくるような静けさの中、号砲と同時に一斉に走り出す選手たちの姿に大きな歓声が湧き起こりました。

好調なスタートを切り、最後までメダルを争う粘りの走りでゴールに飛び込んだ村竹選手。
スクリーンの中でまっすぐゴールを目指す村竹ラシッド選手に、多くの人が立ち上がって声援を送り、ゴールの瞬間には大きな拍手と歓声が沸き上がりました。

結果は13秒18のタイムで堂々の5位入賞。試合結果を見届けた会場は、健闘を称える温かい拍手と歓声で包まれました。

会場の様子

まつまつ

23歳の若さで世界の頂点を争い走り抜けた村竹選手。
試合後、「これからも自分の足が持つ限り 何年かかってでもメダルを取りにいきたい」と悔し涙を流した村竹選手の姿に、日本中の人が心を揺さぶられました。

村竹選手にメッセージを

試合終了後は、たくさんの人たちが村竹選手へ思い思いのメッセージをカードに綴っていました。
皆さんの思いの詰まったメッセージカードは村竹選手に直接届けられます。

世界の舞台に立つ村竹選手の姿を見て

相模台小学校5年生・お母さん

パリオリンピックの時から村竹選手を応援していて、今日はお母さん・お兄ちゃんと一緒に応援に来ました。
同じ学校の先輩をこれからも応援したいです。
初めてのパブリックビューイングは、来てみたら盛り上がる雰囲気がとても楽しいです。

第一中学校2年生・お父さん

去年一中に村竹選手が来てくれて、その時からファンになりました。
陸上部の子たちに的確なアドバイスをしていて、これがプロのアスリートなんだなと思いました。
先輩として憧れていて頑張ってほしいと思っています。
松戸市出身の選手は村竹選手も須崎選手(レスリング)もいて、みんな地元の誇りなのでこれからも頑張ってほしいです。 
※須崎選手の「崎」の字は「たつさき」が正式表記です。

村竹選手の中学時代のクラスメイトと同級生

一中の3年1組で一緒に過ごしました。
気がついたらこんなに有名になっていて、(競技中の姿は)かわいくて愛嬌があって優しい記憶の中のラシッドくんとは違っていて驚きました。
今日走る姿を見て感動しました。ありがとう。
しばらく会えていないけれど、本当に遠くから応援しているよ!

まつまつ

村竹選手の堂々とした走りに、たくさんの人たちが「感動した」と口にしていました!
松戸市はこれからもスポーツを通じた交流や感動を皆さんと分かち合っていきます。

関連リンク

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松戸市民スポーツ情報紙「アゴラ(AGORA)」第40号(令和7年3月31日発行)

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