平成21年度景観スポット(矢切地域)
更新日:2013年11月25日
矢切地域
宝蔵院 植田 昇さん
江戸川沿いの上矢切に、松戸七福神で知られる宝蔵院というお寺があります。
境内は静かで、大黒天や仁王像と一緒に考えごともできて、気持ちが安らぐスポットです。時々散歩コースで立ち寄ります。
柿の木台公園体育館前池の有る庭 斉藤利信さん
人が造った庭と池ですが水の流れと池が自然にマッチしており大小の魚が泳いでいるのがみえます。ある時、写真のように鉄柵に かわせみ が池の小魚を狙ってダイビングをしていました。また、ある時は 白鷺 がどこからともなく飛んできて池の魚を狙っていました。最近では、子供達が水遊びをし、近くの小さな木にのぼり大変楽しそうに遊んでいました。人間が造った自然ですが、自然に戻っており、ここに来ると子供達の楽しそうな声、そしていま、なかなか見られなくなった鳥たちを見ることができ、つかの間の昔に戻ったような景観を見ることができます。この大切な自然を後々まで大切に残していただきたいと思います。
深山ひろいさん
川の一里塚前の用水路では、つり人の前で、かるがも親子が遊んでます。
深山ひろいさん
川の一里塚の堤防をおり、矢切の渡し場へ行く道には、白の雪柳と赤のボケの花が咲いております。
生命力の強さ 齋藤次郎さん
ウォーキングの途中、自然界の中でアスファルトをものともせず突き破り、生命力を如実に現している萱。
まさしく「ど根性(萱)」の生命力の力強さ。
(ちば野菊の里浄水場付近)
円満の見本 齋藤 次郎さん
自然の中で誰も教えたわけでもなく、だれからも教わったことでもないでしょうけれども、こんなにも絡み合うほどの仲に育った仲良し人参。
栗山配水塔 千葉正二さん
ヨーロッパのチャペルの光塔を思わせる「配水塔」桜の咲く頃、一般開放された日に登って見ました。塔の回廊からすばらしい景観が目に入りました。この日は、広場に矢切音頭が流れていました。
「矢切の渡し」付近の土手 菊地文信さん
この場所は「矢切の渡し」で有名な江戸川の土手です。
「日本の音風景百選」でもあるこの場所は鳥の鳴き声や、風の音などに触れることができます。土手の上からはネギ畑や渡し舟、斜面林などを見渡すことができ、春には「野菊の小道」周辺は花でいっぱいになります。
また土手はサイクリングロードにもなっていて、筆者も自転車を楽しんでいます。
自然に囲まれ、サイクリングもできる矢切の土手は私の大好きな散歩道です。
川の一里塚前 深山ひろいさん
日本の音風景百選の穴からのぞいた矢切の渡しです。
山下明博さん
毎年、新年を迎えると、「矢切の渡し」から、わずか100メートル向こう側の柴又・帝釈天まで“渡し船”に乗って、安全祈願をするのが楽しみです。なんといっても乗船までの待ち時間、この“素朴な景観”を眺めていると名作「野菊の墓」の舞台を想像でき、気分はタイムスリップ、心のやすらぎを覚える。 だから、ここがとても気に入っている。素朴とはいえ、この眺めは、記憶に留めておくだけでは、もったいない。じっくり時流を味わいながらスケッチ、色エンピツで仕上げました。