東京2020オリンピック金メダリスト・須崎優衣選手に市民栄誉賞
更新日:2021年8月23日
令和3年8月20日(金曜)、東京2020オリンピック・レスリング女子フリースタイル50キログラム級で金メダルを獲得した松戸市出身(六実第三小学校卒・六実中学校出身)の須崎 優衣(すさき ゆい)選手が松戸市役所を表敬訪問し、市長から史上8人目となる松戸市民栄誉賞が授与されました。
※須崎優衣選手の「崎」は「たつさき」が正式表記です。
本郷谷市長は、「松戸市民みんなが須崎選手の金メダルを喜んでいます。市民の誰もが誇れる、松戸市の宝、誉れとして次世代に語り継がれる実績を残してくれました。次のパリオリンピックを目指して、これからも頑張ってください」と功績をたたえました。
須崎選手のコメント
このような機会をいただき、ありがとうございます。松戸に帰ってきて、いろいろな場所に写真やパネルが掲示されていたり、多くの人に金メダルを見てもらったりして、うれしかったです。応援してくれてありがとうございます。
何が正解かわからなかったですが、とにかく自分がやってきたことを信じて、練習してきたことを出し切りました。緊張しましたが、肩の力を抜いてリラックスして、純粋にレスリングを楽しめました。死んでも勝つという強い気持ちをもって、オリンピックに臨みました。
金メダルは自分一人では取れませんでした。これまで関わってくれた人たち全員のおかげだと思います。今は体をしっかり休めて、3年後のパリオリンピックに向けて頑張りたいと思います。
須崎選手にインタビュー
市民栄誉賞を授与された今のお気持ちは?
大変光栄です。この賞に見合う、ふさわしい人になりたいと思います。
初めてのオリンピックで何を感じましたか?
今まで全く知らなかったオリンピックの世界を感じられました。とても多くの人に応援してもらえたことが、力になったし嬉しかったです。
金メダルの一番の要因は何だと思いますか?
多くの人に支えられてここまで来ましたが、一番は8年前に東京でオリンピックが行われることが決まってから、オリンピックに出たいと思い続けたことだと思います。
オリンピックのほかの種目の出場選手で、影響を受けた人はいますか?
女子バスケットボール日本代表選手の皆さんは、私と同じように大会終盤まで試合があったので、最後まで一緒にトレーニングセンターで仲良くさせてもらいました。
他にも、テレビで各種目の選手の活躍は見ていました。皆さんから勇気や元気もらえました。
いつ、パリオリンピックを目指そうと思うようになりましたか?
東京2020大会に全てを賭けてここまでやってきたので、金メダルを獲ったら満足すると思っていましたが、実際に獲ったらもっと強くなりたい、もう一回金メダルを取りたいと思うようになりました。
すでに圧倒的に強いと思いますが、今後どのように更に強くなりたいですか?
見ていて面白い試合をできるようになりたいです。今回男子のレスリングの試合も観戦させてもらって、見ていて面白いと感じました。私もそんな試合ができるようになりたいと思います。
金メダルを得て、自分にご褒美はあげましたか?
美味しいものを…焼き肉やお寿司を食べました。
これまでに苦労したことはありますか?
試合の1か月前から減量するのが大変です。好きなお菓子などを我慢しなければならなくなります。でも、減量が始まると試合に向かう気持ちが高まるので、それで集中できています。
松戸市でレスリングを始める子どもたちが増えています。子どもたちへ一言お願いします。
自分の影響でレスリングを始めたと声をかけてもらうことが多く、嬉しいです。練習は厳しいけど、楽しいことがたくさんあるのでぜひ続けてほしいです。
地元・松戸市に対して何かしたいことはありますか?
お世話になった人たちに金メダルを見せられて、すごく嬉しかったです。機会があれば、もっと多くの人に金メダルを見てもらいたいと思います。
写真:AFP=時事
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