「来て!みて!戸定邸」松戸市立北部小学校のSDGsの取り組み
更新日:2022年3月31日
児童たちが松戸の魅力を伝えるポスターやPR動画作りに挑戦
SDGs(持続可能な開発目標)研究推進校
松戸市立北部小学校は、令和3年度よりSDGs(持続可能な開発目標)の研究推進校に指定されています。その取り組みの一つとして、5年生の総合的な学習の時間を中心に、自分たちが暮らすまちの魅力を再発見し、その魅力を伝えていくことをテーマに探究的な学習を進めてきました。
松戸の魅力を再発見して、PRしよう!
インターネットでの調べ学習や、一つのキーワードから繋がりのある事柄をつなげていく「ウェビング」の手法を活用して松戸の魅力を考えていく中で、たくさんの魅力があることを知った子どもたちは「松戸の魅力を知ってほしい」という気持ちが高まっていきました。
松戸市文化観光国際課へのインタビューや、学校の近隣にある戸定歴史館の見学を経て、様々な魅力の中から 「何にスポットを当て、誰にどのように伝えるか」の議論を重ねた子どもたちは、自分たちに関わりの深い「戸定邸」をポスターと動画でPRすることに決定。「1人で動画を作るのは難しいかな。」と皆で協力してチャレンジすることになりました。
戸定歴史館の見学の様子
タブレットで写真撮影
伝える内容の研究
伝える手法の研究
プロの講師による講習会を実施
プロのグラフィックデザイナーやシナリオセンター(脚本家を育成する専門家)の先生からポスターやPR動画作りの基礎、基本を学びました。動画の講座では、自分たちでタブレットで撮影してきた写真を使ってシナリオ作りに挑戦。「見た人に行ってみたい、知りたいと思ってほしい」とどんどん意欲が高まりました。
グループワークでポスターとPR動画作りに挑戦!
「どの方法で誰に伝えたいか」子どもたちから取ったアンケートをもとにグループに分かれ、いよいよ作成開始。時に意見が分かれることもありましたが、話し合いを重ね、伝えたい相手のことを思いながら一人ひとり真剣に取り組みました。作品はそれぞれの専門家の先生に見ていただき、アドバイスをもとに手直しをして、完成。力作ぞろいのポスターが廊下に並ぶと、子どもたちから歓声があがりました。
廊下に並んだポスター
授業参観でお披露目会をしました
令和4年2月28日の授業参観で、できあがったポスターとPR動画のお披露目会を行いました。児童たちは、グループごとにステージの上に設置されたプロジェクターを使って、作成したポスターやPR動画を発表しました。
お披露目会には5年生の保護者の方々の他、松戸市の戸定歴史館、文化観光国際課、シティプロモーション担当室が同席、講師をしてくださったグラフィックデザイナーの佐藤大輔氏とシナリオセンターの新井一樹氏も参加しました。
ポスターのグループの発表の様子
動画のグループの発表の様子
できあがった全てのグループのポスターとPR動画を、下記のページで紹介しています。
「来て!みて!戸定邸」松戸市立北部小学校の子どもたちがPR動画とポスター作りに挑戦!
持続可能な社会の創り手の育成へ
松戸市立北部小学校では、これらの学びはSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を実現しよう」につながるものと捉え、これらの学びを通して身につけた資質や能力が、SDGsを実現するような「持続可能な社会の創り手」の育成に向かっていくと考えています。
関連リンク
「来て!みて!戸定邸」松戸市立北部小学校の児童たちがPR動画とポスター作りに挑戦!
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総合政策部 広報広聴課 シティプロモーション担当室
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