オレンジパトウォーク
更新日:2021年3月31日
コロナ禍におけるオレンジパトウォークの拡充について
オレンジパトウォークとは
オレンジパトウォークはオレンジ協力員などの皆さんと各高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)が連携して地域を見守るパトロールです。
お住まいの地域で、決まった曜日におよそ1時間程度パトロールを行いますが、細かい活動内容は地域ごとの課題に応じて自由に実施されています。
平成29年から活動が開始され、これまで市内3地域(明第二西、五香松飛台、小金)で実施されてきました。
令和2年度は新型コロナウィルス感染症の感染拡大を受けて、多くのオレンジ協力員の活動が自粛に追い込まれました。人と人とのかかわりが薄れてきている中で、特に高齢者の社会的孤立が問題視されていることから、市ではこのオレンジパトウォークを市内全15地域に拡大して見守りを実施しています。
一方で、定期的に社会に出て活動することは、参加者ご本人にとっても生活不活発化を防ぎ、生活リズムの安定に繋がります。
もちろん、参加者には健康マイレージも付与されます。
参加をご希望の方はお住いの地域の高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)までお問い合わせください。
※どなたでもご参加いただけますが、ボランティア保険の適用等待遇面においてオレンジ協力員への登録をお勧めしています。
研修会でコロナ禍での活動における感染防止対策や見守りの必要性について学びました(令和2年9月)
こちらのビブスを着用して活動します
各高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)での活動を紹介します
オレンジパトウォークの主な活動として見えてきたのが1.周知啓発、2.個別訪問、3.認知症の人も一緒に歩く、です。
- 周知啓発は高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)の周知や、主催する高齢者のイベントなど高齢者に役立つ情報について、チラシを配布しています。
- 個別訪問は、独居や認知症の人など気になるお家に高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)の専門職が訪問し、見守りを行います。
- 認知症の人も一緒に歩く、は認知症の人も一緒に歩いてパトロールし、地域社会に参加します。
コロナ禍において感染防止対策を講じたうえで定期的に社会に参加しパトロールすることは、運動不足の解消や生活リズムの安定につながると、参加者からも好評です。
そこで各高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)での取り組みについて、以下のとおり紹介いたします。
明第1高齢者いきいき安心センター
毎月第4水曜日の15時から16時に明第1地区をパトロールし、チラシ配布や声かけを実施しています。
明2西高齢者いきいき安心センター
毎週金曜日の15時から16時に栄町・栄町西・古ヶ崎・樋野口をパトロールしています。認知症の人も一緒に歩いてチラシ配布を行い、認知症やオレンジ協力員、センター主催イベント等を周知しています。
明第2東高齢者いきいき安心センター
毎週金曜日の15時から16時にパトロールし、チラシ配布や声かけを実施しています。コースは相談しながら決定し、チラシを見てオレンジパトウォークに参加している人も増えています。
本庁高齢者いきいき安心センター
毎月第4火曜日の10時から11時に、各自治会範囲で月ごとにコースを分けてパトロールしています。チラシ配布や大規模マンションへの訪問を行い、地域を見守っています。
矢切高齢者いきいき安心センター
毎月第1・第2木曜日(柿の木方面)、第3・第4金曜日(矢切方面)の15時から16時にパトロールしています。地域の皆さんに協力いただき、チラシ配布や声かけを実施しています。
東部高齢者いきいき安心センター
毎月第1火曜日の14時から15時(河原塚南山南地区)、第3金曜日の10時から11時(河原塚南山北地区)にパトロールしています。チラシ配布や個別訪問、下校時の児童の見守りを実施するなど幅広く活動しています。
常盤平高齢者いきいき安心センター
毎月1回、60分程度パトロールしています。認知症の人も一緒に歩いて、チラシ配布や清掃活動をしながら地域を見守っています。
常盤平団地高齢者いきいき安心センター
毎月第2金曜日、13時30分から15時まで常盤平団地内をパトロールしています。見守りが必要な方への個別訪問や、認知症予防等の啓発チラシを配布し、見守りを必要としている方の不安を軽減することに努めています。
五香松飛台高齢者いきいき安心センター
毎週水曜日の15時から16時に、五香・五香西・五香南・松飛台地区をパトロールしています(週ごとに変更)。声かけや児童の下校時の見守り、認知症の人も一緒に歩いて地域と交流し、地域情報を把握する一方で必要な情報の周知啓発を行います。
六実六高台高齢者いきいき安心センター
不定期に六高台地区をパトロールしています。多彩なコースをご自身の体力に合わせて歩き、オレンジ協力員の活動を周知しています。
小金高齢者いきいき安心センター
毎週火曜日の15時30分から小金地区をパトロールしています。うち第1火曜日は希望者宅への個別訪問と、地域の事業者に立ち寄り認知症の普及啓発を実施、認知症高齢者の見守りやチラシ配布による情報発信を行いつつ、関係機関とのネットワークも構築しています。
小金原高齢者いきいき安心センター
毎月第2、第4木曜日の11時から12時に小金原地区内10コースを順次パトロールしています。誰もが安心して暮らせる町を目指し、チラシ配布や個別訪問を実施しています。
新松戸高齢者いきいき安心センター
毎月第2水曜日の15時から16時に新松戸地区をパトロールしています。チラシ配布や声かけをとおして、住民に親近感が芽生え活動の充実につながっています。
馬橋西高齢者いきいき安心センター
馬橋西高齢者いきいき安心センターです。毎月第4水曜日の15時30分から16時30分にパトロールしています。チラシ配布をとおして、子どもたちが挨拶してくれるようになりました。
馬橋高齢者いきいき安心センター
毎月第1・第3木曜日の15時から16時に中和倉地区と八ヶ崎地区をパトロールしています。見守りが必要なお家への個別訪問のほか、認知症の人も一緒に歩いてパトロールしています。チラシ配布によりセンター主催のイベントに参加を希望される方が増えています。
オレンジパトウォークの活動が注目されています!
馬橋地域オレンジパトウォーク取材の様子
令和2年9月 東京新聞
東京新聞のWeb記事にリンクします。
※一定期間を経過すると記事の閲覧が有料となる場合がございます。
厚生労働省のページにリンクします。
※オレンジパトウォークが地域の取組として掲載されています。
