古くなって腐食の進んだ消火器の事故が起きています
更新日:2021年7月19日
古くなって腐食の進んだ消火器が原因となる事故が起きています。
消火器事故のほとんどは、消火器を操作した際に消火器が破裂し負傷するというもので、中には、消火器が破裂して重傷を負ったり、死亡したりするなど重大な事故も起きています。
耐用年数を経過して、古くなり腐食の進んだ消火器は、十分に機能しなかったり、思わぬ事故の原因になったりします。そのまま放置しておくと事故につながるおそれがありますので、放置せずにリサイクルするようにしてください。
黒く変色している消火器
黒く変色している消火器
底の塗装がはがれた消火器
ふたが破損している消火器
日頃の点検
皆さんのご自宅にも、耐用年数(消火器の消火性能を保証する目安としてメーカーが定めた期間)を経過し使われなくなって放置してある消火器があれば、腐食が進んでいないか確認をお願いします。
- 消火器本体に変形、サビ又は塗色の剥離がありませんか。
- ホースの損傷やひび割れ、キャップやホースの結合部に緩みがありませんか。
- 圧力ゲージがある消火器は、指針が緑色の範囲内を示していますか。
- 消火器は風通しがよく、目につきやすい場所に設置していますか。
不要になった消火器について
不要になった消火器は、自治体で行っているごみ回収には出せません。
こちらをご参照ください。