2018年度（平成30年度）松戸市立総合医療センター　病院指標（DPC）

更新日：2020年9月25日

当院では、医療の質に関するデータの情報公開を進めております。
ここで公開されている指標は、全国統一の指標であり、厚生労働省が各種指標の定義や公開の様式を定めています。

集計条件（全項目共通）

平成30年4月1日から平成31年3月31日までの間に当院を退院した患者を集計対象としています。
医科保険の適用患者のみを集計対象としており、歯科や労災保険、自動車賠償責任保険、自費診療は集計対象外です。
入院後24時間以内に死亡した患者、または、生後1週間以内に死亡した新生児は集計対象外です。
患者数が10件未満の項目は、集計値を「-」で表示しております（個人情報保護のための秘匿化措置）。

参考リンク

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）（外部リンク）

松戸市立総合医療センター平成30年度病院指標

平成30年度松戸市立総合医療センター病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞の患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	3344	547	311	404	711	796	1362	2498	1627	289

平成30年度の１年間に退院した患者さんの人数を、10歳刻みで集計しています。
当院の特徴として、小児患者が非常に多く、0～9歳の患者さんが全体の28.1％を占めています。
また、60歳以上の患者さんが全体の約半数にあたる48.6％を占めています。ここ数年のデータを比較しても、ご高齢の方の入院が増えてきており、高齢化社会を反映しているといえます。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	53	33.02	20.92	35.85	82.09
070560xx99x00x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	42	24.24	15.58	0	58.88
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	41	18.85	12.58	9.76	76.54
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病なし85歳未満	36	11.64	13.9	2.78	59.39
100070xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病あり85歳未満	26	10.62	15.51	0	65.08

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	257	2.14	2.67	0.39	69.87
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	89	11.18	10.08	2.25	75.87
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	61	8.13	8.52	0	74.67
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	31	9.52	7.75	0	71.42
060300xx99x00x	肝硬変（胆汁性肝硬変を含む。）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	29	22	12.15	6.9	63.93

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし副傷病なし	109	3.3	3.01	0.92	72.62
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	89	19.45	17.66	7.87	79.36
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし副傷病なし	37	4.81	4.47	2.7	72.97
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし副傷病なし	36	10.19	11.01	2.78	81.28
050130xx9910xx	心不全手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし	25	15.48	15.49	0	66.32

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	198	5.37	6.19	1.01	0.93
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし副傷病なし	137	4.99	6.62	1.46	3.43
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	134	3.64	5.42	0	3.1
080270xxxx0xxx	食物アレルギー手術・処置等１なし	117	2.09	2.47	0	4.05
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	112	3.46	7.28	0.89	4.31

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	118	4.43	4.96	0.85	68.32
060170xx02xxxx	閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニアヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等	19	6.63	8.26	0	73.58
060020xx02x00x	胃の悪性腫瘍胃切除術　悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	16.49	-	-
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	10.08	-	-
060020xx99x00x	胃の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	10.08	-	-

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	215	17.09	22.27	6.98	66.84
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	103	23.11	24.26	6.8	73.68
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	83	33.88	26.3	78.31	78.36
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	48	28.52	19.61	43.75	73.5
070470xx01x0xx	関節リウマチ人工関節再置換術等手術・処置等２なし	35	26.89	24.22	8.57	70.06

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	27	5.33	4.05	41.96
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	20	2.2	3.15	75.85
080180xx99xxxx	母斑、母斑症手術なし	16	5.75	3.82	0
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）鼻骨骨折整復固定術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし	14	4.79	5.37	50.57
140210xx02xxxx	先天性耳瘻孔、副耳副耳（介）切除術	13	3	3.02	2.23

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	20	9.45	9.69	0	68.7
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	18	21.72	18.72	44.44	70.56
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	17	7.59	7.28	5.88	55.53
010030xx9900xx	未破裂脳動脈瘤手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	15	2.8	7.02	6.67	60.53
160100xx99x01x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病あり	15	33.53	21.73	53.33	75.6

小児脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140080xx99x0xx	脳、脊髄の先天異常手術なし手術・処置等２なし	85	2.01	3.79	0	0.67
140080xx97x0xx	脳、脊髄の先天異常手術あり手術・処置等２なし	30	11.63	13.98	0	1.73
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	24	2.58	7.35	0	3.92
010010xx99000x	脳腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	11.45	-	-
010010xx01x00x	脳腫瘍頭蓋内腫瘍摘出術等手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	21.16	-	-

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍手術あり手術・処置等２なし	19	15.53	11.87	0	69
040200xx01x00x	気胸肺切除術等手術・処置等２なし副傷病なし	12	9.17	10.08	0	28.5
040200xx99x00x	気胸手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	12	7.75	8.98	0	47.83
160450xx99x10x	肺・胸部気管・気管支損傷手術なし手術・処置等２あり副傷病なし	-	-	10.81	-	-
040030xx01xxxx	呼吸器系の良性腫瘍肺切除術　気管支形成を伴う肺切除等	-	-	9.29	-	-

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	117	3	2.82	3.73
140590xx97xxxx	停留精巣手術あり	26	2.92	3.14	3.46
060170xx02xxxx	閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニアヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等	23	3	8.26	2.39
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	18	5.06	5.49	11
11013xxx03xxxx	下部尿路疾患尿管膀胱吻合術等	14	11	9.22	2.79

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍子宮全摘術等	116	8.53	9.87	45.66
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	61	5.31	6.28	42.85
120100xx01xx0x	子宮内膜症子宮全摘術等副傷病なし	58	6.55	7.54	39.16
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	49	11.37	12.58	59.04
120010xx01x0xx	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍子宮附属器悪性腫瘍手術（両側）等手術・処置等２なし	32	10.38	13.22	55.66

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	312	3	2.84	0	76.29
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	-	-	5.39	-	-
020110xx99xxxx	白内障、水晶体の疾患手術なし	-	-	2.43	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

耳鼻いんこう科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	62	6	5.43	1.61	42.76
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	41	6.59	7.89	0	13.51
030428xxxxxxxx	突発性難聴	41	7.98	9.02	0	58.24
030430xx97xxxx	滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞手術あり	35	2.63	3.17	0	5.26
030240xx97xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎その他の手術あり	26	6.65	8.66	0	26.38

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990400	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5	27	29.93	20.17	51.85	73.41
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	24	13.83	7.28	20.83	61.54
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	23	13.57	16.18	13.04	66
010155xxxxx00x	運動ニューロン疾患等手術・処置等２なし副傷病なし	17	13.47	13.66	5.88	68.88
010080xx99x001	脳脊髄の感染を伴う炎症手術なし手術・処置等２なし副傷病なし15歳以上	14	18.29	12.09	14.29	48

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	21	9	8.98	0	72.19
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	16	7	4.05	0	54.63
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	16	28.38	12.51	6.25	58.06
080110xxxxx0xx	水疱症手術・処置等２なし	-	-	29.5	-	-
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	-	-	8.16	-	-

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり副傷病なし	98	4.21	2.53	0	73.78
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	38	12.26	7.2	2.63	74.82
11022xxx99xxxx	男性生殖器疾患手術なし	13	10.38	9.02	0	70
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	13	11.23	12.58	7.69	66.15
110080xx9903xx	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２３あり	11	19.09	14.55	18.18	79.55

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	118	3.9	3.43	0.85	69.5
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし	57	6.56	10	0	71.82
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	34	30.44	19.06	11.76	73.68
040040xx9908xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２８あり	24	9.13	10.62	0	71.21
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	16	18.06	14.58	6.25	76.63

救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	26	3.35	7.35	0	36.88
170020xxxxxx0x	精神作用物質使用による精神および行動の障害副傷病なし	26	5.15	2.78	15.38	37.54
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）手術・処置等２なし副傷病なし	24	3.33	3.56	4.17	45.04
170020xxxxxx1x	精神作用物質使用による精神および行動の障害副傷病あり	24	4.42	5.85	4.17	43.58
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	21	5.48	9.69	4.76	46.33

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	25	13.16	16.17	0	69.92
130010xx97x2xx	急性白血病手術あり手術・処置等２２あり	15	89.4	40.13	0	46.27
130030xx97x40x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２４あり副傷病なし	12	29.17	32.36	0	74.25
130030xx99x30x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２３あり副傷病なし	-	-	17.1	-	-
130060xx97x40x	骨髄異形成症候群手術あり手術・処置等２４あり副傷病なし	-	-	21.33	-	-

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	26	13.46	15.3	74.04
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	23	6.61	7.3	57.48
06007xxx9906xx	膵臓、脾臓の腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２６あり	22	4.32	5.96	56.82
060020xx02x00x	胃の悪性腫瘍胃切除術　悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	16	16.56	16.49	66.69
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	16	7.19	6.52	62.81

化学療法内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	12	3	4.85	0	66.83
120010xx99x70x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２７あり副傷病なし	-	-	4.52	-	-
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし	-	-	10	-	-
060010xx99x00x	食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	10.7	-	-
12002xxx99x50x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２５あり副傷病なし	-	-	4.82	-	-

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等２なし	13	8.23	10.59	0	75.08
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）手術・処置等２なし	-	-	6.23	-	-
010010xx99030x	脳腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２３あり副傷病なし	-	-	16.98	-	-
090010xx99x00x	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	8.37	-	-
090010xx99x01x	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし副傷病あり	-	-	13.15	-	-

新生児内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	113	10.48	6.17	0.88
140010x299x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）手術なし手術・処置等２なし	89	14.35	11.32	0
140010x199x1xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２１あり	70	15.17	11.34	0
140010x299x1xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）手術なし手術・処置等２１あり	38	33.97	22.18	2.63
140010x299x2xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）手術なし手術・処置等２２あり	33	37.09	27.46	0

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	76	11	18	23	-	34	1	7
大腸癌	27	26	51	19	11	43	1	7
乳癌	15	-	-	-	-	21	1	7
肺癌	13	-	29	65	-	112	1	7
肝癌	-	-	-	‐	-	58	1	7

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

（※患者数が10件未満のものについては、集計値を「-」で表示しています）

日本に多い５つのがん（胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん）について、１年間の退院患者数を集計したものです。
「初発」とは、当院でがんの診断や初回治療を行った場合のことをいいます。また、「再発」とは、がんの初回治療が完了した後に、当院にて患者さんを診療した場合や、治療がん寛解後に、局所再発または新たな遠隔転移をきたした場合のことをいいます。
初発がんは、がんの「病期（Stage）＝どれくらい進行しているか」ごとに集計されています。病期は、Stage Iが最も早期のがん、Stage IVが最も進行したがんんを意味しており、治療方針を決定する際や、治療成績の見通し（生存率など）を知るために役立てられています。
なお、病期の分類は、「国際対がん連合（UICC）」という団体の定めたTNM分類というルールで決定されています。これは、「原発腫瘍の大きさ（T）」、「リンパ節転移の有無（N）」、「他の臓器への転移の有無（M）」の組み合わせによって病期を判定する仕組みです。
表を見ると、胃がんではStage Iが最多であるのに対して、肺がんはStage IVが最多となっています。検診の普及や技術の進歩などにより、胃がんは早期に発見・治療されることが多くなってきました。それに対し、肺がんは早期には無症状であることが多いため、発見時には進行してしまっていることが多いのです。５大がんは、がん検診の有効性が科学的に証明されているがんでもあります。がんを早期に発見し適切な治療を受けるために、がん検診や人間ドックを受けることをおすすめします。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	104	16.58	72.94
重症	68	20.99	83.65
超重症	35	33.71	79.46
不明	-	-	-

（※患者数が10件未満のものについては、集計値を「-」で表示しています）

成人の市中肺炎について、１年間の退院患者数を重症度別に集計したものです。
「市中肺炎」とは、普段の日常生活の中で発症した肺炎のことをいいます。病院に入院後48時間以降に発症した肺炎である「院内肺炎」と区別する言葉です。
細菌による肺炎のみが集計対象となっており、インフルエンザなどのウイルス性肺炎や、食べ物や唾液が気管に入ったことで起こる誤嚥性肺炎などは集計に含まれません。また、20歳以上の肺炎が集計対象であるため、小児の肺炎についても集計対象外です。そのほか、肺炎がさらに重症化して敗血症や急性呼吸窮迫症候群となった場合にも、集計に含まれないことがあります。
重症度の判定は、日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」による重症度分類（A-DROPスコア）に基づいています。
軽傷の場合は原則として入院せずに外来で治療を行いますので、軽傷の入院件数は少なく10件未満となっています。
肺炎は、高齢であるほど重症化しやすく、入院期間（平均在院日数）も長くなる傾向があります。重症以上の患者の平均年齢は80歳前後で、入院期間も長期間（重症21日・超重症で34日）になっています。また、独居の高齢者など、社会的な理由で入院が長期化するケースもあります。
近年、高齢者人口が急速に増加していることため、肺炎の入院患者数も年々増加しています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	108	25.13	72.37	32.20
その他	10	22.00	63.60	2.54

・脳梗塞について、１年間の退院患者数を集計したものです。

約9割の患者さんが、発症後３日以内の急性期と呼ばれる時期に入院しています。
約3割の患者さんが、リハビリ病院もしくは療養病院に転院となっています。
高齢化社会を反映し、患者さんの平均年齢は70歳を超えています。
平成29年度に比べると、平均在院日数が大きく改善（短縮）しました。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	255	0.09	1.08	0.39	70.18
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	73	1.49	11.56	2.74	76.81
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	62	1.03	6.1	0	74.65
K654	内視鏡的消化管止血術	35	1.6	15.37	14.29	70.31
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	30	0.97	5.97	3.33	71.83

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	29	2.48	2.34	3.45	71.66
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	19	3.11	7.42	0	78.63
K597-2	ペースメーカー交換術	17	1.06	4.06	0	82.71
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	16	1.38	3.19	0	65.69
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	13	0.08	26.69	7.69	68.85

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	99	1.08	2.22	0	66.38
K6335	鼠径ヘルニア手術	27	1.11	3	3.7	73.04
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	12	6.83	11.58	0	69.5
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	10	1.8	4.2	10	64
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	353	1.38	17.39	7.93	69.32
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	71	5.41	23.13	53.52	70.9
K046-3	一時的創外固定骨折治療術	38	0.24	33.5	34.21	55.63
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定）	38	10.05	26.74	50	70.29
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除）	36	1.5	14	22.22	74.94

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	20	0	1.2	0	75.85
K288	副耳（介）切除術	13	1	1	0	2.23
K287	先天性耳瘻管摘出術	11	1	1	0	12.82
K427	頬骨骨折観血的整復術	10	2	2.3	0	47.5
K0063	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	21	3.62	12.24	23.81	78.71
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	10	0.8	88.5	50	66.6
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	-	-	-	-	-
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	-	-	-	-	-
K1781	脳血管内手術（１箇所）	-	-	-	-	-

小児脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1381	脊椎披裂手術（神経処置を伴う）	28	2.54	8.04	0	1.68
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	-	-	-	-	-
K1741	水頭症手術（脳室穿破術）（神経内視鏡手術による）	-	-	-	-	-
K1801	頭蓋骨形成手術（頭蓋骨のみ）	-	-	-	-	-
K610-2	脳新生血管造成術	-	-	-	-	-

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	14	4.57	3.57	0	30.43
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	12	4	12.17	0	70.25
K488-4	胸腔鏡下試験切除術	-	-	-	-	-
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	-	-	-	-	-
K514-22	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除）	-	-	-	-	-

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	123	0.99	1.02	3.85
K836	停留精巣固定術	31	0.81	1.32	4.77
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	19	0.47	3.42	10.79
K6333	臍ヘルニア手術	18	0.94	1	2.67
K809-2	膀胱尿管逆流手術	14	1	9	2.79

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K877	子宮全摘術	142	1.27	7.61	50.92
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	97	0.9	3.15	40.64
K8881	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹）	35	1.34	7.03	47.74
K879	子宮悪性腫瘍手術	29	1.45	8.66	57.24
K9091ｲ	流産手術（妊娠１１週までの場合）（手動真空吸引法によるもの）	29	0.14	1	33.93

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	315	1.01	1.07	0	76.3

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	77	1	4.74	0	18.66
K309	鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術	34	1	0.65	0	5.29
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	18	0.11	4.94	5.56	33.67
K3932	喉頭腫瘍摘出術（直達鏡）	15	1	1.47	0	59.4
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	10	1	3.2	0	47.4

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他のもの）	43	2.33	9.14	2.33	74.91
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	18	3.33	6.67	11.11	78.39
K797	膀胱内凝血除去術	12	2.33	15.5	8.33	85.17
K773	腎（尿管）悪性腫瘍手術	-	-	-	-	-
K7981	膀胱結石，異物摘出術（経尿道的手術）	-	-	-	-	-

救急科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K386	気管切開術	20	10.35	44.75	50	63.55
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	13	0.08	32.38	23.08	66.08
K654	内視鏡的消化管止血術	11	,5.45	10	9.09	62.82
K046-3	一時的創外固定骨折治療術	-	-	-	-	-
K533-2	内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術	-	-	-	-	-

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	42	0.9	5.55	0	60.86
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	32	2.56	11.09	0	73.91
K655-22	腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術）	17	1.47	12.53	0	65.94
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	13	0.15	7.31	7.69	46.23
K740-22	腹腔鏡下直腸切除・切断術（低位前方切除術）	13	2.69	18.77	0	69.38

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	10	1	5.8	0	72
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	-	-	-	-	-
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	-	-	-	-	-
K4761	乳腺悪性腫瘍手術（単純乳房切除術（乳腺全摘術））	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

新生児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度）	13	0	42.15	0	0
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度）	-	-	-	-	-
K5622	動脈管開存症手術（動脈管開存閉鎖術（直視下））	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	25	0.21
180010	敗血症	異なる	40	0.34
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	33	0.28
180040	手術・処置等の合併症	異なる	13	0.11

（※患者数が10件未満のものについては、集計値を「-」で表示しています）

この指標は、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとされる４つの傷病の患者数を集計したものです。
「入院契機」が「同一」か「異なる」かに分けて集計されていますが、「同一」であれば、その傷病が入院のきっかけとなった傷病であることを意味しており、「異なる」であれば、入院後に発症ないし診断された傷病であると考えることができます。
「発生率」は、全入院患者に対する割合（％）です。
「敗血症」とは、感染症に伴う炎症が全身に影響を与えて臓器障害などを引き起こした状態のことをいい、集中治療室での管理が必要となる重篤な状態です。患者さんのうち３分の２が救急車で搬送された患者であり、小児患者も多数含まれています。当院が三次救急病院として重症患者を受け入れていることが、件数の多さに反映されています。なお、「異なる」の件数が多い理由は、入院時には肺炎や腎盂腎炎など一つの臓器の炎症として病名がつけられていることが多いからです。入院後に抗菌薬投与などの治療を行っても、その効果が得られるまでには時間がかかるため、その間に感染症が進行して敗血症となることがあります。
「手術・処置等の合併症」は、具体的には、手術部位の感染や出血、人工関節のゆるみ、薬剤に対するアナフィラキシーショック、予防接種後の発熱などがあります。これらの合併症をゼロにすることはできませんが、手術に際して予防的に抗菌薬を投与したり、誤嚥性肺炎などの予防のために口腔ケアを実施したりするなどの取り組みを行い、医療の質の向上を図っています。また、起こりうる合併症については、事前に可能な限り患者さんへ説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。

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