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広報まつど2026年10月15日号 フィギュアスケート(女子シングル)・中井亜美選手

更新日:2026年10月15日

氷上に咲くはじける笑顔

フィギュアスケート(女子シングル)・中井亜美選手

 たくさんのお客さんが、私だけに集中して演技を見てくれるのはすごく素敵なこと。その時間を楽しんでもらうために、心から楽しんでいる気持ちが伝わる笑顔をお見せしたいです」と天真爛漫な笑顔で話すのは、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで銅メダルを獲得したフィギュアスケーターの中井亜美選手です。
 フィギュアスケートとの出会いは5歳のとき。テレビで見た浅田真央さんの演技に心を奪われ、「自分も絶対やりたい」と氷上のステージへの憧れを抱いたことが始まりでした。
 地元・新潟でスケートを始めた中井選手は、中学進学を機に千葉県へ拠点を移し、現在は新松戸に学習センターを構える広域通信制の勇志国際高等学校に通学しながら、競技と高校生活の両立に励んでいます。

 シニア1年目のグランプリシリーズ・フランス大会で優勝したことをきっかけに、「オリンピックを目指してもいいのかな」と夢の舞台を意識するようになったという中井選手。そして、たどり着いた初出場のオリンピックで堂々とした演技を披露し、念願だったメダルを手にしました。「初めてのオリンピックだったので、全力で楽しもうと思って挑みました。全ての瞬間が素晴らしくて、本当に楽しい時間でした」と振り返ります。さらに、「練習を必死に頑張って、自信を持てるぐらい努力してきたからこそ、本番で楽しめるんだということを実感しました。今までの練習のおかげで緊張もなく、いつも通りの演技ができたことが、成長できた部分だと思います」と、大舞台で力を発揮できた理由を語ります。
 18歳になって迎えるシーズンを「たくさん挑戦して、もう少し大人な新しい自分に出会いたい。そして、みんなに優しく、明るく頑張っていけるような人になりたいです」と話す中井選手。その言葉からは、アスリートとしてだけではなく、一人の人として成長し続けようとする思いがあふれています。

 次の目標は、世界選手権に再び出場して良い結果を残すこと。今月から開幕するグランプリシリーズ2026に向けて「皆さんからの応援が大きなパワーになっていて、また頑張ろうという気持ちが湧いてきます。これからもたくさんの応援、よろしくお願いします」と話す中井選手。演技では、「作ろうとして作る笑顔ではなくて、自然とあふれる笑顔」を大切にしているそうです。氷上で輝く笑顔には、滑ることを楽しむ気持ちと、見てくれる人への感謝の思いが込められています。憧れから始まった氷の世界への挑戦は、さらなる高みへ。「好き」の気持ちを原動力に、努力を積み重ねながら成長を続ける中井選手は、これからも多くの人を魅了していくことでしょう。

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