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広報まつど2026年6月15日号 谷桃子バレエ団ソリスト・殿岡遥さん

更新日:2026年6月15日

夢を言葉なき舞に込めて。松戸から羽ばたいた若きバレリーナ

谷桃子バレエ団ソリスト 殿岡遥(とのおかはるか)さん

 5月に開催された日本を代表する「谷桃子バレエ団」の公演『眠れる森の美女』。殿平賀小・小金中出身のバレエダンサー・ 殿岡遥さんは、大舞台で主役の一人としてオーロラ姫を堂々と演じました。今年2月に入団したばかりでの異例の大抜擢。本番前の重圧も、徹底した食事管理や中学時代の友人からの「チケット買ったよ」「観に行くね」という応援を前向きな力に変え、劇場を華やかな感動で包み込みました。

 殿岡さんがバレエの道を志したきっかけは3歳の時。近所のお姉さんの舞台に感激し号泣されたそうです。中学時代、憧れていたパリ・オペラ座バレエのプリンシパル(主役級ダンサー)から直接指導を受けるため、単身でのフランス渡航を決意。語学学校で猛勉強し、パリ国立高等音楽・舞踊学校の合格をつかみました。異国での言葉の壁も「言葉が通じなくても、踊りを通じて心を通わせることができました」と振り返ります。

 現在は日本を拠点に活動。多忙な日々の癒やしは愛犬と過ごす時間や、帰り道に大好きな舞浜周辺の空気に触れてリフレッシュすること。「どんなに疲れていても、愛犬と戯れることが欠かせない習慣です」とメリハリも大事にします。
 バレエの魅力を「言葉がないからこそ、誰もが楽しめること」と語る殿岡さん。「いつかは病院や老人ホームなど、劇場に足を運べない方々にも本物の踊りを届けたい」という新たな夢も抱いています。夢を追う子どもたちへ「どんなに小さな夢でも見つけたら、周りの人に話して追いかけてほしい。声にすることが大切です。夢はいくつあってもいいですし、もし叶わなくても、注いだ努力は絶対に人生の糧になります」とエールを送ります。松戸から世界へ、そして再び日本の舞台で、ひたむきに舞い続けます。

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